多肉植物のおすすめ代表種8選|実は生長サイクルで育て方が違う

多肉植物のおすすめ代表種8選|実は生長サイクルで育て方が違う

多肉植物は、様々な種類があります。
どれも肉厚な姿が可愛らしくついつい欲しくなってしまいますよね。

でも、実は様々な生長サイクルがあり、それを間違えてお手入れするとすぐに枯れてしまいます。

多肉植物は簡単だって聞いたのに…と、がっかりしている方も生長サイクルをマスターすれば上手に育てることができます

さらに、ビギナーさんにも育てやすい、代表的な8種類を「いえじかん」がピックアップしました。

多肉植物ってどんな植物?

多肉植物 どんな 植物

初心者でも簡単に育てられる多肉植物は肉厚で独特な形が人気の植物です。
多肉植物とは、葉や茎などに水をたくわえている植物のことをいいます。

種類が大変多くあるので、どれを選んでいいかわからない…今回は簡単に入手できる多肉植物をピックアップしました。

多肉植物のおすすめ代表種8選をご紹介

多肉植物はたくさん種類があり、様々な形が特徴的です。
色が美しいものや個性的な花をつける種類もあります。
それぞれの品種の特徴をご紹介しますよ。

【その1】エケベリア

 

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上から覗くと、バラの花のように見える形状がとても素敵な多肉植物です。
多肉植物の中でも華やかな存在なので、フラワーアレンジメントやブーケに、カットフラワーとしてもよく使われます。

寄せ植えに使用する時も中心的な存在です。
大きいものは80センチ以上にもなります。

エケベリアは直射日光は苦手ですが、陽の光は大好きです。
品種によっては上手に日当たりと温度調整を行うと、紅葉するものもあるので楽しみが増えますね。

特に人気の品種は「七福神」と言う種類です。
縁起が良く、風水でも人気があります。
葉の縁が薄いピンク色に色づくのが可愛らしい品種です。

【その2】コチレドン

 

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コチレドンもたくさんの種類があります。
いちばんの特徴は生長すると幹が木のようにしっかりして大きくなっていく点です。また、ベルのような可愛らしい花をつけます。

大きく生長させるためには、真夏の炎天下以外は、屋外でよく日光に当てた方がよく育ちます。日当たりが足りないと、葉と葉の間に隙間が空いてひょろひょろとした形になる「間延び」が起きやすくなりますよ。

しっかりとした株にするためには、日当たり、風通しを良くしておきましょう。

【その3】セダム

 

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セダムは屋外にも強く、繁殖力の強い多肉植物です。
セダムは挿し芽でどんどん増えていきます。

そのため、自然に落ちた葉やメンテンスの時にうっかり取れてしまった茎などからすぐに増えます。

日当たり不足や、水が多すぎると「徒長」と言う現象が起きやすくなり、ひょろひょろと伸びた姿は弱弱しく観賞価値が下がるので、水やりは控えめに行ってください。

【その4】パキフィツム

 

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寄せ植えに使うとシックなカラーにまとまるパキフィツムは、肉厚で丸みのあるフォルムが特徴的です。淡いピンクや紫、赤などのカラーが美しく、白い粉のようなもので覆われスモーキーな色合いが楽しめます

メキシコが原産なので、やや寒さに弱い性質があります。
霜が降りたりする環境では上手に育たないので、冬は室内に取り込んだ方が安全です。

【その5】ハオルチア

 

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ハオルチアは先端が透明で、光に透かすと雫のように見えて美しい多肉植物です。
プニプニした性質の柔らかい葉を持つものと、とても硬い葉を持つものがあります。

ハオルチアはもともと、乾燥した地帯の木や岩の割れ目にひっそりと生息します。
直射日光を嫌いますが、明るい場所、風通しの良い場所は大好きです。
屋外で育てるよりは、室内で育てることに向いています。

【その6】ペペロミア


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コショウ科の植物で多肉質な葉を持ちます。
大変種類が豊富で、艶のある葉が特徴的ですよ。

品種によりますが、白や緑の細長い花をつけることがあります。
1000以上の種類がありますが、どれもあまり大きくはなりません。
ちょっとしたスペースに飾るのに、ちょうど良い多肉植物です。

【その7】カランコエ

 

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初心者でも簡単に育てることのできるカランコエは、園芸店やホームセンターに春先になると多く並びます。

ピンクや黄色のカラフルな色の花をつけたものから、多肉植物らしいぷっくりとした葉を持つものまで多種多様です。

カランコエは1枚の葉にたくさんの子株をつける性質があり、そこから子孫繁栄の象徴として縁起が良いと言われています。

【その8】クラッスラ

 

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「金のなる木」と呼ばれ縁起の良い植物としてとても有名です。
小判形のふっくらとした葉を持つのは「花月」と呼ばれている園芸種になります。
ピンクや白の小さな花が咲きます。

他にも紅葉が美しい「火祭り」「赤鬼城」など名前も個性的な品種が多くあります。

多肉植物の育て方は3つの生長サイクルで違う

多肉植物 育て方 生長 サイクル 違う

多肉植物を上手に手入れしていくコツは生育期の違いを知ることから始まります。
大きく分けて、夏型、冬型、春秋型と分かれます。

【その1】夏型

夏型の多肉植物は、春から秋に生長し冬に休眠します。
夏型は乾燥に強く、高温と日当たりを好むものが多いのが特徴です。

  • アガペ
  • コチレドン
  • カランコエ
  • クラッスラ

などが夏型の多肉植物になります。

【その2】冬型

冬型の最大の特徴は、夏は休眠すると言う点です。
多くの植物が暖かい季節は生長することに対し、夏は生長を止めるのは珍しいものです。

一方、生育期は秋から冬、春にかけてになります。
夏場は涼しく管理する必要があります。

冬型の多くは、高山地帯などに生息しているものが多いので、全体的に涼しさを意識しましょう。

  • アオエニウム
  • コノフィツム
  • リトープス

などが冬型になります。

【その3】春秋型

春秋型の多肉植物は、夏と冬に休眠をし、春と秋に生長するちょっと複雑なタイプになります。気温は10度から25度が適温です。

  • アロエ
  • エケベリア
  • セダム
  • ハオルチア

よく見かける多肉植物の多くがこの春秋型になります。
通常は夏も生育期なので、夏にうっかり水を多くあげたり肥料をあげたりしてしまいがちですが、夏は休眠しているので水は控えめにして管理していきましょう。

多肉植物の元気がない!その原因と対処法

多肉植物 元気 ない 原因 対処法

頑張って育てていても、ふと気がついたら元気がない…様子がおかしい…たまにそういった現象が起きます。

そんな時は基本の管理方法や、季節ごとのメンテナンス方法を見直してみましょう。
多肉植物は強いので早いうちにお手入れし直すと、再び元気になってくれます。

【その1】根腐れ

植物は全体的に、水をあげすぎると根腐れを起こします。
根腐れは繊細な根の先端から起こり、徐々に株元まで腐っていきます。

  • 株が全体的に元気がない
  • 葉が変色している
  • 水をやると染み込みが遅い

このような症状が起こると、根腐れの可能性がありますよ。

水やりは土の中の汚れを洗い流し酸素を供給する役割があるので、あげる時はちょっとづつではなくたっぷりとあげてください。

多肉植物は、根腐れが最もダメージになります。
植え替えなどの土は水はけの良い土を利用するようにしてください。
市販されている多肉植物用の土で構いません。

【その2】害虫

多肉植物は害虫に強いとされていますが、予防やお手入れを怠ると大きなダメージを与えてしまいます。

  • ハダニ
  • カイガラムシ
  • アブラムシ
  • ナメクジ

これらは多肉植物によくつく害虫です。
洗浄と殺虫剤で駆除ができるので、見つけたら購入店や園芸店などに相談してください。

水溶性の殺虫剤を使う場合は、多肉の葉と葉の間に溜まらないようにしましょう。
株に水分がたまっていると、そこから腐ることがあります。

害虫の予防には、風通しを良くする、乾燥させすぎないなど環境を整えることが大切です。
また、日頃からよく観察し、虫を見つけたら早めに駆除するようにしましょう。

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【その3】日光不足

多肉植物は、直射日光が嫌いなタイプもありますが、ほとんどが明るい場所が大好きです。
暗い場所で育てると、変色したり弱々しい株になってしまいます。

1日のうち、3〜4時間は日に当てると調子が良くなります。
西日は日差しが強いので避け、午前中からお昼頃に当てるようにしましょう

きちんと日に当てると、土の中までしっかり乾き、乾燥が好きな多肉植物が好きな環境になります。

【その4】水不足

水の上げすぎも根腐れなどを起こす原因となるので注意が必要ですが、乾かしすぎも注意が必要です。

  • 葉がシワシワになってきた
  • 全体的に張りがなく、柔らかい

このような時は水をあげるサインになります。
基本的には、それぞれの生育サイクルの休眠期は水を控え、生育期には水やりを行います。
少量づつあげるのではなく、鉢下から水が出るくらいたっぷりとあげましょう。

土の中がどのくらい乾いているか知りたい場合は、竹串を刺しておくと便利です。
竹串を抜いてみて、触った時に竹串が湿っているようだったら、鉢の中にまだ水分があります。乾いていればお水をあげましょう。

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多肉植物を寄せ植えしておしゃれに飾ろう!

多肉植物は、1種類でも可愛らしいのですが、寄せ植えを作ることもできます。
プレゼントなどにも最適です。今回は、2種類の作り方をご紹介します。

カット苗の寄せ植え

 

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近年多いのが、根がついていない状態で多肉の先端だけをカットした状態で販売されている「カット苗」です。
考え方としては、挿し芽を育てるのと同じ感覚です。

  • カット苗を日陰で半日〜1日干す
  • 鉢に多肉植物用の土を入れる
  • 丸くさせたり、形を整えたい場合は「チキンネット」で鉢の表面を形作る
  • フラワーアレンジメントの要領で多肉植物を挿していく

管理としては、根が出るまでは水やりは必要ありません。
雨の当たらない明るい日陰に置いて楽しみましょう。

ミニ苗の寄せ植え

 

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多肉植物単体を寄せ植えにする方法は、最もポピュラーです。

  • 多肉植物の根の周りの余分な土を落とす
  • 長く伸びすぎている根などを整理しカットする
  • 根元がぐらつかないように、水苔で押さえながら植えていく
  • または、株同士の隙間が開かないように、詰めながら順番に植えていく

使用する土は、多肉植物専用の土を利用しましょう。

寄せ植えを上手に作るコツ

 

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多肉植物を作る時は、ついつい好きな品種を集めて作ってしまいがちですが、動きを出したり、まとまりを出すにはちょっとしたコツが必要です。

・大きさと高さを合わせる
まんまるきドーム型に、ブーケのように作りたい場合などは、多肉植物それぞれの大きさと高さを揃えた多肉植物を選びましょう。

植えるときに凸凹しないように、形を意識していくことがコツです。
カット苗の方が形が作りやすく可愛い印象のものが作りやすいです。

・色のトーンを合わせる
スモーキーがかった色の多肉や、ニュアンスカラーの多肉を選ぶとロマンティックな雰囲気の寄せ植えができます。

また、濃い緑や強い赤が入っているものを集めると、かっこよくスタイリッシュな雰囲気になります。雰囲気に合わせて、器なども自由に選んでみましょう。

・フラワーアレンジメントを参考にしてみる
フラワーアレンジメントは、大きな花や、小さな花、様々な形の花を組み合わせて構成されます。

大きなメインになる多肉植物、それを引き立てる小花のような多肉植物、ぴょんと伸びた多肉植物…そういったものを自由に組み合わせて構成してみましょう。

大きな中心となる多肉植物を配置した後、それを中心にバランスをとりながら植えていくと上手に作ることができます。

まとめ

多肉植物は、たくさんの種類がありますが、生長のパターンは3種類に分かれます。
季節ごとのお手入れ方法をマスターして、上手に育ててみてください。
気に入った多肉植物があれば、ぜひ寄せ植えもチャレンジしてみましょう。

多肉植物はこちらの記事でもくわしく解説しています>>多肉植物の寄せ植えアレンジ5選|作り方とおしゃれに見せるコツを伝授