素敵な花を咲かせる観葉植物を厳選!上手に育てる3つのコツも伝授

観葉植物は意外にも花を咲かせる品種が多くあります。
インテリアグリーンとして販売されている品種でも、何年も育てて成熟した株になると花を咲かせることがあります。
今回は、「いえじかん」の中で簡単なお世話で花を咲かせることができ、鑑賞価値の高い品種をピックアップしてみました。
小さいものから大きなものまで比較的手に入りやすい植物ばかりなので気軽にチャレンジしてみてください。
目次
観葉植物の花言葉をリサーチ!おすすめを厳選紹介
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観葉植物を贈る際にチェックするのは、丈夫さや手入れのしやすさなどになります。
お祝い事などには、ぜひ縁起の良い花言葉を持つ植物を選んでみましょう。
丁寧にお手入れをすれば、季節ごとに花をつける比較的簡単なものも多くあります。
贈り物にする時の参考に!花言葉の素敵な観葉植物【厳選5種】
観葉植物を贈るときは、どんな種類にしようか迷ってしまいますよね。
そんなときはシーンごとに使える花言葉をベースに選んでみるのも楽しいものです。
【その1】グズマニア「花言葉:理想の夫婦」
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丈夫な性質なのでお祝いにも人気のグズマニアは室内でもよく育ちます。
熱帯雨林の中で他の木に着生して生きているので、直射日光は苦手です。
花のように色づいているのは苞状葉と呼ばれているもので、花ではありません。
株の中心から立ち上がり先端についている小さなものが花になります。
グズマニアお手入れの最大のポイントは水やりで、お水は根本ではなく筒の中に溜まるようにあげます。
たくさん溜まっていると腐ってしまうので、少しだけ溜まるようにしておきましょう。
株分けや植え替えには、土ではなく水苔などを使います。
着生植物の多くは土を使わず、水苔などで管理する場合が多々あります。
難しい場合は、園芸店やお花屋さんに依頼もできます。
【その2】コーヒーの木「花言葉:一緒に休みましょう」
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コーヒーの木は艶のある繊細な葉が魅力的な観葉植物です。
成長が早く環境が整えばすぐに大きくなります。
管理のコツは、日当たりの良い場所に置くことです。
また、原産地はアフリカやマダガスカルといった南の植物なので、極端な多湿が嫌いです。
受け皿に水が溜まらないようにしてください。
低温の環境も苦手です。
秋口に15度くらいになってきたら、冬越しの準備を始めましょう。
【その3】テーブルヤシ「花言葉:あなたを見守る」
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テーブルヤシは、コンパクトである程度日差しが望める場所であれば簡単に育てることができます。
新しい環境にも馴染みやすく初心者向けの品種です。
最初は小さくても、やがて大きくなっていきます。
ヤシ類は剪定しても新しい葉が生えることはありません。
大きくなった場合は株分けでボリュームダウンさせます。
株分けした後はやや日陰の温度が一定の場所で管理してください。
比較的乾燥にも強いので、土の表面が乾いたらたっぷりとお水をあげてください。
ハイドロカルチャーや水栽培の場合は、常に新鮮な水に根が浸かるように管理しましょう。
【その4】シルクジャスミン「花言葉:純真な心」
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シルクジャスミンは白い可愛らしい花が咲く人気の観葉植物です。
ゲッキツとも呼ばれ、6月から9月に芳香性のある小さな花をつけます。
丈夫でよく育つので庭木としても使われています。
陽の光が大好きなのでリビングや庭、ベランダで育てるのにふさわしい観葉植物です。
水を好みますので、乾いたらしっかりと水をやるようにしてください。
シルクジャスミンは枝がよく伸び早く茂ります。
生長期はこまめに剪定をして葉をすいておきましょう。
密集しすぎると病害虫の原因にもなるので風通しの良い株づくりを心がけてください。
【その5】ストレリチア「花言葉:輝かしい未来」
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花言葉からギフトに大変人気の高いのがストレリチアです。
花はとてもトロピカルで華やかです。
切り花としても多く流通しています。
ストレリチアにはたくさんの種類があり、一般的なオーガスタの他にもツンツンとして先端に小さな葉がつくレギネなどもインテリア性が高く人気があります。
原産地では10メートル以上にも育つ大型の植物になります。
最初は小さな株でも、しっかりと育てれば大きな株になるのでぜひチャレンジしてみてください。
ストレリチアは南アフリカが原産です。
明るく暖かいところが好きなのでしっかりと日光を当ててください。
日当たりが足りないと新芽が出なくなり、花芽が出てこなくなります。
初心者でも簡単に育てられる観葉植物【厳選5種】
観葉植物の花を咲かせるポイントは、日当たり、水やりをしっかりとその品種にあったやり方で管理することです。
難しいことは何もありません。
季節ごとのポイントをチェックし、よく観察してあげてください。
【その1】金のなる木(花月)
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風水で金のなる木は幸運を呼び込むとして高い人気があります。
その縁起の良さから、毎年正月になると多く流通します。
多肉植物の一種で、小さな花を房のように咲かせます。
開花期は11月から2月の寒い時期ですが花を咲かせるにはコツがいります。
夏は乾かし気味に管理をし、通年日当たりの良い場所で管理します。
夏場に水を断つと、落葉したり葉がシワシワになったりしますが、しっかりと乾燥させることが開花のコツです。
しかし、落葉のサインにはもう一つあります。
根詰まり、根腐れによる落葉もあります。
金のなる木はとても生育が旺盛です。
4月から6月頃に剪定をすると、形を整えることができます。
切った枝や葉は挿し木で簡単に増やすことができます。
落ちた葉や枝で簡単に繁殖していくので、鉢回りはこまめにお掃除をすることをおすすめします。
【その2】スパティフィラム
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白い仏炎苞がスッと伸びている姿はとても爽やかで美しい観葉植物です。
品種は多くのものが流通しています。
この花をつけるためには、他の観葉植物より肥料が多く必要です。
直射日光に当てると葉焼けする品種も多くあります。
適度に遮光してください。
また、冬の寒さにとても弱いです。
外の気温が15度くらいになったら保温を意識し始めてください。
冬場は最低でも5度は必要です。
暖かい場所で楽しむようにしてください。
販売段階では、株の大きさとともに、花の数で値段が決まってきます。
小さくてお手頃の価格の株でも、花芽が中にしっかりとついていれば次から次へと花が咲きます。
小さいので見分けがつかない場合は購入する際に確認をしましょう。
【その3】アンスリウム
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開花期が長いアンスリウムは色も様々で選ぶのがとても楽しくなる観葉植物です。
丈夫なので、お店や事務所の開店、移転祝いにも多く重宝されます。
ハート形に色づいた部分は仏炎苞になり、そこから突起状に出ている部分が花になります。
高温多湿を好み、水はけの良い土を好みます。
アンスリウムは成長が早く、すぐに大きくなります。
株分けと剪定で適宜な大きさを保っていきましょう。
アンスリウムは仏炎苞を含め、全体的に艶のある観葉植物です。
艶感を保つために霧吹きなどで水分を与えた後に拭いて艶を出しましょう。
霧吹きを行うと、艶が出ることに加え、埃がたまりにくくなります。
【その4】サボテン
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サボテンの花はカサカサとした質感や透明感のあるみずみずしい花など個性的です。
とても魅力的でコレクターも多くいます。
サボテンの花は冬場に咲く準備を始めます。
エアコンの効いた部屋だとうまく花を咲かせないこともあるので注意が必要です。
管理方法は品種によって変わるので、ビギナーの方は購入の際に品種のわかるラベルのついたものを購入することをおすすめします。
最近はサボテンの水栽培が流行していますよ。
土に植わったサボテンの根は土にあった根になります。
水栽培には水に適した根を生やす必要があります。
根元をバッサリと切りとって水につけて発根を待ちます。
水栽培の根は真っ白な根が生えてきます。
発根までは、水をこまめに変え、直射日光を避けて栽培しましょう。
【その5】オリヅルラン
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春から夏に小さな白い花をつけます。
株本体から長い茎を伸ばして小さな株をつけます。
まるで折り鶴がぶら下がっているようでとてもユニークですね。
育てる環境は難しく考えず、明るく風通しの良い場所であれば十分に育ちます。
とても丈夫なので、もし葉先が傷ついたり枯れたりしたら変色した部分をカットしてあげると美しく保てます。
鉢植えでも、ハンギングでも楽しめるので、ぜひ見かけたら検討してみてください。
初心者のあなには、こちらの記事もおすすめです>>人気の観葉植物全20選!初心者におすすめの枯れにくい種類とは?
花を咲かせる観葉植物を上手に育てる3つのコツ
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観葉植物の花を咲かせるにはコツがいります。
株がしっかりと栄養を吸って力を蓄えると花をつけます。
逆に、力がなければ花をつけないことがあります。
ポイントは、日当たり、温度、水です。
【コツ1】日当たり条件に適した場所に置く
種類によって、日当たりの強さは様々です。
ヒントは原産地などを調べると解決することもあります。
例えば、熱帯の森の中で大きな木の根元に生えているような植物は、直射日光を嫌います。木漏れ日程度の日当たりが一番心地いい環境です。
日当たりが適切ではないと、花がつかない場合もあるので、花が咲く時期をリサーチし株が十分成熟するように準備しておきましょう。
遮光すべき品種で直射日光を強く当ててしまった場合、茶色や白に葉が変色する「葉焼け」というものが起こります。
葉焼けを起こしてしまうとその葉は元に戻らないので、柔らかい葉の植物などは遮光をしましょう。
【コツ2】部屋の温度は適温に保つ
花が咲く観葉植物は季節の温度差や昼夜の温度差で花芽をつけることが多くあります。
生長期と休眠期にしっかりとメリハリをつけることが大切です。
しかし、特に冬場はこれだけは保って欲しいという最低温度があるのでそれを下回らないように気をつけなければいけません。
光を求めて窓のそばに置くと、外気が影響して体感より温度が低くなる場合があります。
窓のそばからは少し離しておくと安全です。
また、地面や床から冷えて土を冷たくしてしまうこともあります。
とても冷えると思った時は、すのこなどを使って底上げをしましょう。
【コツ3】水やりは「土が乾いたら」がサイン
花が綺麗に咲くためには、基本の水やりをしっかり行う必要があります。
土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげることが基本になります。
乾燥気味が好きならば、インジケーターなどを使って中までしっかり乾いてから水をあげましょう。
多湿が好きであれば乾ききる前にあげる必要があります。
品種、土の種類、環境、鉢の素材など様々な要因によってあげる水の量は変わってきます。
一概に何リットルとは決められません。
ただ、ちょっとづつ毎日あげるようなことは、植物にとってあまり良い効果はありません。
水をしっかりあげることで、土の中の汚れなどを押し出すことができます。
鉢底から水が出てくるまでしっかりあげることが基本になります。
室内の場合は、鉢皿を敷いてから水やりをしてください。
まとめ
花の咲く観葉植物は育てていくと充実感があります。
温度や水やりをしっかりと管理し、ぜひ綺麗な花を咲かせてみましょう。
買ってきたばかりだとなかなか花が咲かない場合もありますが、辛抱強くお手入れを続けてあげてください。
部屋のイメチェンをしたい時におすすめなのが大型観葉植物です。
こちらに、大型観葉植物の魅力と注意点についてまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください。