押入れ&クローゼットの収納アイデアとDIY!これならすぐに実践したくなる!

お部屋は意識的にきれいな状態を保つよう努力をしていても、押入れやクローゼットの中は、襖や扉で目隠しができてしまうため、片付けが後回しになって散らかりがち…という方、多いのではないでしょうか。
そして、開く度に「あ、今度片付けなきゃ!」なんて思いつつも、どこから手を付けていいのか分からずに、結局そのまま放置してしまったりして…。
そこで今回は、押入れやクローゼットを上手に活用する収納のアイデアをたくさんご紹介します。
ごちゃついていた空間がすっきり片付く、思わず実践してみたくなるアイデア満載です。簡単なものから取り入れて、あなたの「いえじかん」をさらに快適なものにしてくださいね!
目次
片付けたい!どこから始めればいいの?
テレビや雑誌の特集などで見かける、“きちんと整理された押入れ(クローゼット)” は、使いやすそうなだけではなく、見た目もきれいですよね。
それは、“収納可能な量” の限度を超えていないという点も大きく影響しています。
押入れやクローゼットに入りきらない量を無理矢理詰め込んだ場合、どこになにがあるのか把握が出来ず、管理が余計に大変になり、部屋を散らかしてしまう原因にもなります。
まずは、押入れ・クローゼットを有効活用するための “片付けルール ”を知っておきましょう。
押入れとクローゼットの簡単片付けルール
押入れやクローゼットを快適に活用するための、簡単なルールをご紹介します。
着ない洋服とはサヨナラする
押入れやクローゼットにたくさんの服がある人は、意外と「着ていない服」ばかりを溜め込んでいる傾向があります。
このまま着ていない服を眠らせ続けていると、押入れやクローゼットが服だらけになり、本当に着たい服が見つからないという事態になりかねません。
おしゃれな人や着回しが上手な人は、服の数が少なく把握ができています。手元に置いておく服は、最低限着回せるものだけにした方がすっきりしますよ。
普段着ていない服を思い切って手放してみると、本当に大切な服だけが手元に残ります。そうすると大切な服をもっと大切に、丁寧に着こなせるようになるのです。
冠婚葬祭用の服やシーズンオフの服は普段着と一緒にハンガーにかけておくのではなく、別で収納しておくのがおすすめ。
使用頻度の低い服は、ボックスやカゴを活用して上部の棚などに収納しておくと、ハンガーパイプがすっきりと見えますよ。
断捨離はしたいけど、手元に服がないとやっぱり心配というかたには、「ファッションレンタルサービス」がおすすめです。
詳しくはこちら>>ファッションレンタルサービス【比較人気7選】借り放題やスタイリスト付きのオススメは?断捨離したい人必見
押入れの収納ルール
部屋の収納スペースが押入れの場合、天袋・上段・下段の3段タイプか、上段・下段の2段タイプが一般的ですね。
どちらのタイプでも、天袋には普段使わないもの、上段には日常的に使うもの、下段にはやや使用頻度の低いものを収納するのが快適に使用するためのルールです。
踏み台を使わないと手が届かない天袋や、身を屈めないといけない下段は、ものの出し入れに若干の面倒が伴います。
そのため、例えばシーズンオフの服などは天袋へ、毎日着る服やバッグは上段、お休みの日にだけ使う趣味グッズは下段といった具合に使い分けると、労力が最小限で済むでしょう。
また、普段使わないものでも重いものは下段に収納するのがおすすめです。
クローゼットの収納ルール
部屋の収納スペースがクローゼットの場合、服を掛けるハンガーパイプがあり、その上部に棚が設けられているというのが一般的ですが、スペースをムダにしないためには2つのポイントがあります。
1つ目は、ハンガーパイプに掛ける服は丈が短いものから長いものへ順番に並べること。
2つ目は、服を掛けて空いたスペースに合わせて収納アイテムを配置することです。
吊るすのに向かない服や雑貨は、引き出し型の収納ケースやボックスなどを活用すると便利ですよ。
もっと!収納力をアップさせる方法
押入れとクローゼットの簡単な収納ルールの次は、収納力アップのコツをご紹介します!
奥行きを活用すれば収納力2倍!?
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押入れやクローゼットに奥行きがある場合、ものを奥から詰めていくと手前に余白ができてしまうこともありますが、キャスター付きのアイテムを使用することで、使い勝手も考慮しながら収納力を高める事ができます。
奥行きのサイズに合わせたキャスター付きラックを縦向きに並べれば、それぞれを引き出すことでものの出し入れが可能です。
また、普段使わないものは奥に詰めて、手前側にキャスター付きラックを横向きに並べれば、奥のものの目隠しをしつつ、必要な際は楽な動作で移動をすることもできます。
収納ケースの中まで見やすく
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押入れやクローゼットの中に収納ケースを並べると、それだけでぱっと見は整った印象になります。さらに収納ケースの中身も見やすいといいですよね。
収納ケースの中には、服を立てて入れるのが基本です。立てて入れると何がどこにあるのかが瞬時にわかる上に、収納力もアップします。
靴下やハンカチなどの小物は、立てて収納すると倒れやすくなることがありますが、仕切りケースやブックスタンドなどを上手く使えば解決できます。
仕切りケースやブックスタンドは無印良品や100均で購入することができますよ。
棚を使って隙間も活用
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スペースをムダなく使うために、ハンガーパイプには丈の長い順に服を並べましょう。そうすると、丈の短い服の下にはスペースが生まれるので、棚や収納ケースを配置することができます。
棚にはカゴやボックスを並べて小物やバッグを収納したり、収納ケースには畳んだ洋服を並べたりなど、使い分けることで効率のよい整理が可能です。
さらに、カゴやボックスの種類を揃えると、見た目もすっきりしますよ。無印良品やニトリなどには様々なサイズのものが揃っているので、スペースに合ったものを選んでみてください。
圧縮袋でコンパクトに
お客様用の布団やシーズンオフの毛布や布団、厚手のコートのようにかさばる物は、圧縮袋を活用して小さくまとめ、天袋やクローゼット上部の棚に収納しましょう。
圧縮袋は無印良品やニトリ、100均でも購入できますよ。かさばる上に使用頻度の低いものは、賢くコンパクトにすることが収納力アップの鍵です。
もしスペースに余裕がある場合は、布団専用の収納袋を利用するのもおすすめ。IKEAの収納袋はサイズも選べて、布団を立てて収納できるため便利です。
フックがあれば小物もすっきり
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バッグやベルト、ネクタイなどの小物はフックを活用すると使い勝手よく整理できます。ベルト専用やネクタイ専用など、工夫された形状の専用フックもあるので、最適なものを選びましょう。
それぞれの定位置を決めておくと、探しものがしやすく、朝の忙しい時間を短縮することができます。
また、クローゼットの壁や扉の裏側は、ウォールポケットを設置することで、帽子や手袋、マフラー、アクセサリーなどの収納が可能です。着替えと同時に小物を選ぶことができるので楽ですよ。
ハンガーを揃えれば収納力アップ
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もともと持っていたハンガーやクリーニングに出した時に貰えるハンガーなど、クローゼットの中にたくさんの種類のハンガーがありませんか?種類の異なるハンガーがたくさんあると、少しずつですが無駄な場所を取ってしまいます。
見映えをよくする、そして収納力をアップするためにも、ハンガーの統一をおすすめします。
洋服の肩がずり落ちない、型崩れしないハンガーなども実用的で便利です。片付けを機に、ハンガーを一新してみてもいいですね。
持っている服の数を増やさないために、「服はハンガーの数だけ」と自分だけのルールを持つこともできますよ。
もっと収納力をアップさせたいかたはこちら>>クローゼット&押入れに革命が起きる!片付けと収納のアイデアを紹介
押入れ&クローゼットのカビ対策も忘れずに!
押入れやクローゼットの床に近い部分は、湿気が溜まりやすくなっています。たくさんの物を収納しようと床へ直に物を置いておくと、カビが生えてしまうことも。大事なものを守るために、カビの対策も忘れずに!
すのこを敷いた上にものを置いたり、湿気取りグッズを活用して、収納を見なおす度にカビの被害はないかチェックすることをおすすめします。
押入れをお洒落に大変身!DIYのアイデア
他に十分な収納スペースがある場合、押入れをDIYで大幅にアレンジしてしまうのも手です。
押入れを作業デスクにDIY
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襖を取り払って、押入れの上段部分をデスク代わりに使用するアイデアです。
壁面には壁紙やマスキングテープを貼って部屋の一部のように飾れば、おしゃれで快適な作業スペースに生まれ変わります。
押入れは奥行きが広いので、奥に棚やカラーボックスなどを配置して一部を収納としたまま作業スペースを確保することもできますよ。
デスクの天板部分になる木材の質感が気になるようであれば、薄いきれいな木材を敷いたり、クッションフロアやテーブルクロスを敷くといいでしょう。
押入れをベッドにDIY
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お子さんがいるご家庭であれば、子ども部屋の押入れをDIYでベッドに造り変えてしまうのはいかがでしょうか。サイズに合った敷布団を用意するだけなので手間も掛かりません。
壁面や天井面などは作業スペースと同様、壁紙などを貼ってアレンジをするとお部屋の雰囲気ともマッチします。持ち家であれば、思い切って塗装をしてしまうのもいいでしょう。
秘密基地のようなベッドに、お子さまはきっと喜ぶはずです。
まとめ
普段は襖や扉を閉めて目隠しをしているとは言え、押入れやクローゼットが散らかっていると、自然と気が滅入ってしまうものです。
ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考にして、あなたに合った快適な収納方法を実践してみてください。
そして、さらに詳しい収納術のポイントをこちらにまとめました。併せて読んでみてくださいね♪