モンステラの育て方ポイント9選!茎挿し・茎伏せ・水差しで増やそう

モンステラの育て方ポイント9選!茎挿し・茎伏せ・水差しで増やそう

モンステラの葉は、大きな切れ込みのあるフォルムがとてもエキゾチックで、様々なインテリアによく合い「いえじかん」を素敵に彩ります。
とても丈夫で旺盛に生育するので、ビギナーさんでも簡単に栽培可能です。

通年通して販売されていますが、春から夏が最も流通が多く、様々なサイズや種類のモンステラが園芸店の店先に並びます。
今回は人気の観葉植物モンステラについて、育て方や増やし方のポイントを見てみましょう。

モンステラの基本データ

 

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モンステラは熱帯アメリカ原産の観葉植物になります。
ジャングルの中で大きな木にへばり付いて、這うように育っていきます。
サトイモ科の植物になり、サトイモ科特有の大きな葉が特徴です。

特徴と性質

モンステラは、暖かい地域で自生しているのを見ることができます。
国内では沖縄の山の中などでも観察することができ、普段観葉植物として見ているものよりダイナミックな姿に驚くことでしょう。

大きな木の幹に絡まりながら、ツタのように上に上に伸びていく植物です。
このような植物は「這性」と呼ばれます。

モンステラの鑑賞のポイントは個性的な葉の形です。
これは、熱帯地域では風が強く吹くこともあり、葉に切れ間や穴がないと葉が破れてしまうことから、進化したものであるという説もあります。

名前の由来

 

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モンステラは、「Monstera」と書きます。ラテン語で「奇怪、異常」を意味する言葉が語源です。
葉の切れ込みや穴の個性的な形容からこの名前が付きました。
原生林の中で大きな葉を揺らしている姿は、まさにモンスターのような印象です。

ハワイでも、モンステラが多く自生していますよ。
現地では、広がった葉から差し込む光が神秘的なことから、「希望の光を導く植物」という言い伝えがあります。別名「幸せの泉」とも呼ばれています。

花言葉

花言葉には以下のようなものがあります。

  • うれしい便り
  • 壮大な計画
  • 深い関係
  • 献身

このような花言葉から、贈り物には重宝される観葉植物です。

観葉植物は花が咲かないのに花言葉があるの?と、疑問に思われる方も多いでしょう。
実は多くの観葉植物は、株が成熟すると花をつけます。

モンステラの花は、白く面白い形の花です。
仏炎苞(ぶつえんほう)という白の花、肉穂花序(にくすいかじょ)と緑の花を咲かせます。水芭蕉やカラーのような形状です。

風水効果

モンステラは、風水の面で様々な効果があります。

  • 金運を高める
  • 邪気を払う
  • 気の流れをよくする

このようなポジティブな効果があるといわれています。
気が入ってくる玄関や、人が集まるリビングなどに置くと効果的とされていますよ。

モンステラの人気商品は楽天やAmazonで探すとたくさん見つかりますよ。

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モンステラの育て方ポイント9選

 

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モンステラは、非常に丈夫で、初心者の方も簡単に育てることができます。
しかし、熱帯地方の植物なので、ややコツが必要です。
上手に育てるためのポイントをピックアップしてみました。

【その1】置き場所

置き場所で一番大切なのは、風通しがよく暖かい場所という点です。
風を受けて葉が破れないように切れ込みや穴を持つようになったくらいなので、風通しの良い場所がベストです。

また、寒くなると成長を止めたり枯れてしまうので、通年を通して暖かい場所で育てていきましょう。

直射日光は、葉焼けを起こすことがあるので避けるようにしてください。
穏やかな日差しが入る明るい場所が好ましいです。

【その2】水やり

 

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モンステラは、鉢植えで管理する場合は、水やりは非常に重要になってきます。
基本は、一般的な観葉植物と同じやり方で大丈夫ですが、季節によってコントロールが必要になってきます。

夏はモンステラの成長期です。
しっかりと水をあげ、丈夫な株に育てていくシーズンになります。

土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出てくるまでしっかりとあげます。
毎日少しづつ水をあげていると、根が水を求めて上に上がってきてしまうことがあるので注意しましょう。

冬は成長を止めて株を温存するシーズンです。
また、寒いと鉢の中の水の蒸発も遅くなるので、土がしっかりと乾いてから水をあげるようにしてください。

しかし、常に暖房が効いている部屋や、乾燥状態が強い環境だと、土の乾きが早くなります。
部屋の環境に合わせて、必ず土の状態を確認しながら水やりを行うようにしましょう。

【その3】土選び

モンステラの栽培に使う土は、室内で栽培することを前提にブレンドすることが大切です。
小粒赤玉土6:腐葉土3:パーライト1などが適しています。

赤玉土は、水をよく保つ上、余計な水をしっかりと排水し通気性もあります。
しかし、土としての養分が含まれていないので、ここに腐葉土をプラスしましょう。

パーライトは火山岩を加工した砂利のような形状の土です。
排水性通気性に優れているので土の多湿化を防いでくれます。

赤玉土は、長く使用していると粒がつぶれて本来の機能が失われていきます。
定期的に植え替えを行うようにしてください。

【その4】肥料

モンステラは肥料に良く反応します。
成長期の温かい時期にあげるようにしましょう。
鉢のふちに固形肥料を置くだけで大丈夫です。

大きく成長させたいからと、多くの肥料をあげることは、マイナスになります。
肥料が多すぎて根が吸収できずに弱らせる原因となります。
使用する肥料の量を守ってあげるようにしてください。

【その5】病害虫

モンステラは病害虫に強い観葉植物ですが、環境やメンテナンスによって病害虫のダメージを受けてしまうことがあります。

・カイガラムシ
白いふわふわとした虫です。
葉や茎から養分を吸い取って枯らしてしまいます。

見つけたら濡れた布でこすったり、歯ブラシでこすり取りましょう。
何度も再発するようであれば、専用の殺虫剤を利用して駆除します。

・ハダニ
3月から10月頃に多く発生するハダニは、感染力が強く放っておくとほかの観葉植物に移ります。
見つけたら早めに駆除しましょう。

早い段階で確認できれば、水での洗浄だけで取れる場合もありますが、専門の殺虫剤を使用したほうが安心です。

【その6】夏越し

モンステラはもともとが熱帯の植物なので、夏は簡単に管理することができます。
気を付けなければならないのが葉焼けです。

強い直射日光を当ててしまうと葉が変色してしまう葉焼けを起こすことがあります。
焼けて変色した葉は元に戻らず観賞価値が下がるので、穏やかな日差しの入る明るい場所で管理するようにしましょう。

【その7】冬越し

冬は、なるべく暖かく明るい場所で管理しましょう。
室内の観葉植物だと、環境が良ければ新芽が展開することがあります。

新芽が出た状態で冬を迎え、寒い場所に放置すると、柔らかい新芽や若い葉が低温で変色したり黒くなったりします。

そのような状態を防ぐためにも、朝晩の冷える時間帯でも5度以上は保てる環境にしてください。

【その8】植え替え

 

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モンステラは成長が早い観葉植物です。
植え替えをしないでいると、鉢が根でパンパンになってしまい根詰まりを起こしてしまいます。

鉢の下から根が見えたり、水をあげたときに吸い込みが悪くなってきたら植え替えをする必要があります。

土は、必ず新しいものに取り換えましょう。
鉢から抜くときは根が傷つかないように十分に注意が必要です。

モンステラの根は水分を持った肉厚な根です。
傷つけてしまうとそこから病気になることもあるので、無理に引き抜こうとせず古い鉢を切ったり割ったりして取り出すようにしてください。

【その9】剪定

モンステラは生育が旺盛なので、思っていたよりボリュームが出てしまって困っている方も多いと思います。
実はモンステラの剪定は非常に簡単で、邪魔な葉は根元でカットして取り除いて大丈夫です。

モンステラを剪定するときは、手に樹液が付かないように注意しましょう。
モンステラやクワズイモなどサトイモ科の植物のいくつかは、樹液に「シュウ酸カルシウム」という毒性の物質を含んでいます。

強い毒ではありませんが、かゆみや中毒症状を引き起こすことがあるので注意が必要です。
ペットや小さい子供が触れないよう、剪定後は切り口が乾くまで手の届かない場所に置くことをおすすめします。

モンステラの増やし方3選

モンステラが大きく育ったら、剪定を兼ねて増やしてみましょう。
茎の部分を利用して土や水で栽培することができます。

【その1】茎挿し

 

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茎差しは、非常にシンプルです。茎の部分を2節ほどカットし、葉を落とします。
土は、観葉植物の土3:鹿沼土1:赤玉土1などで大丈夫です。

バーミキュライトなどが入っている挿し芽用の土も使用可能になります。
6月から7月頃が適期です。

【その2】茎伏せ

 

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茎伏せは、土に対して茎を平行に置きます。
同様に、葉はカットしてから植え付けます。
茎挿しと同様の土またはミズゴケを利用しましょう。

【その3】水差し

 

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茎挿しと同様に茎を準備し、水栽培のように管理します。
水が濁らないようにこまめに変えるようにしてください。

モンステラについてのQ&A2選

モンステラを観察したり、育てていると不思議に感じることが出てきます。
その中でも特に多い疑問についてお答えします。

【その1】気根とは何?

 

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モンステラを育てていると、茎の途中から根が出てくることがあります。
これを気根と呼び、様々な役割を持っています。

気根は空気中の水分を摂取したり、這性の場合は株を支える役割があり、とても大切な器官です。

地上高く、木などを這って生育する性質なので、より多くの水分を全体に取り入れるため空中から水分を吸収していきます。

また、地上ではなく不安定な環境で木や岩につかまりながら成長するので、地中の根だけではなく、気根で株を支えながら自立しています。

【その2】支柱は立てるべき?

モンステラは成長すると横に広がる性質があります。
葉が広がるというより、茎が伸びて横に横に伸びていきます。

そのままでも生育には問題がありませんが、インテリアとして扱いづらくなってしまったときは、支柱を検討しましょう。

支柱を立てることで葉のメンテナンスがしやすくなったり、風通しがよくなります。
支柱は、ヘゴの棒やヤシ繊維でできた棒を利用すると、誘引しやすくなります。

種類によっては、ヘゴなどに着生し生育するので、将来的な仕立てがしやすくなるでしょう。
ある程度大きくなったら支柱を準備し、誘引しながら育てていきましょう。

まとめ

モンステラは、丈夫でよく育つビギナーさん向けの観葉植物です。
比較的簡単に入手することができるので、さっそくチャレンジしてみましょう。
大きく育てることができたら、ぜひ茎挿しなどにもトライしてみてくださいね。

モンステラについて、もっとくわしく知りたいならこちらの記事も一緒にご覧ください>>モンステラってどんな観葉植物?人気の理由と育て方を徹底解説