ミニマリスト生活は家族がいてもできるのか?キッチン断捨離の方法

ミニマリスト生活は家族がいてもできるのか?キッチン断捨離の方法

物を減らし、お気に入りの物だけに囲まれて暮らすミニマリスト生活。
我が家でも実現させようとして直面するのが、家族の意見。

「せっかく買ったのに、捨てるの?」
「 あれもこれもないなんて、恥ずかしくて友達を家に呼べないよ」

一方的なミニマリスト宣言は、こんな家族の反発を招くだけ。
ではどのようにしたら、物が少ない生活の良さを伝えられるでしょうか?
皆が納得する断捨離で「いえじかん」がもっと快適になるように、知っておいた方がいいポイントをお伝えしましょう。

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ミニマリストとは?

ミニマリスト

まずはミニマリストという言葉を、今一度再確認してみましょう。
断捨離シンプリストなどの言葉と一緒に解釈される場合が多いのですが、厳密に言うと微妙な違いがあります。

断捨離は物を捨てることで、物に執着する生活から離れ大切な物を見直すきっかけにしよう、 というひとつの考え方。

必ずしも物の数にこだわらず、生活する上で単純化できる部分を大切にし、物を捨てることに主眼を置いているわけではないのがシンプリスト。

ミニマリストは最低限の物で生活全般をやりくりし、 物が多いと陥りがちな無駄な手間や煩雑な考えを全てシャットアウトして、本当に自分がやりたいことにフォーカスして生きる人たちのことを示します。

どれも物を捨てることに関しては共通していますが、違いとしては何を残すのか、どれだけ残すのかという点で、生きるにあたっての最低限の持ち物だけでよいとするミニマリストは断捨離やシンプリストと比較するとより厳格な側面があるため、

「自分にできるのだろうか?」

と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかしシンプリスト寄りのミニマリストがいてもおかしくはないのです。
着ること以外 はミニマリストという人も実際にいますので、あまり固く考えすぎることはありません。

つまりミニマリストという言葉に縛られて、家中のすべての物を減らそうと意気込む必要はないのです。
ここをはき違えると家族からの反発をくらいますし、あなた自身もたくさんの物と格闘して疲弊してしまいます。

完璧なミニマリストにはなれないかもしれませんが、あなた流のミニマルな暮らしができればそれで十分だと心得ましょう。

ミニマリスト生活は家族がいてもできるのか?

ミニマリスト 生活 家族

結論から言うと、家族がいてもミニマリストとしての生活は十分実現することができます

その理由は先ほどお伝えした通り、出来る範囲でのミニマルな暮らしをしていけば、それを実践しているあなた自身をミニマリストと自称するのに誰の遠慮もいりません。

完璧でないからと言って諦めてしまうこともなく、自己嫌悪に陥る必要もないのです。
あなたが率先して物の少ない暮らしは心地よいのだということをアピールしていけば、家族にもやがてその良さがおぼろげながらも伝わっていくでしょう。

そのためにはまず、家族全体が使う共有部分の物の処分から始めるといいですね。
キッチンや洗面台などのユーティリティ部分や、 玄関周り、リビングなど個人の物も一部置いているけれど、みんなで使う物が大多数のエリアから攻めていきましょう。

特にキッチンは主婦が主導して使う部分なので、家族の理解が得やすいエリアです。

けれども物が減ってすっきりしたキッチンを家族が褒めてくれたとしても、 他の部屋もついでに…などと思わないでくださいね。

「 物がないとこんなにすっきり、娘の部屋も整理してあげよう 」

これは最もやってはいけないことです。
個人の部屋は、我が子と言えども一人一人の価値観で構成されているので、むやみに手を出さないこと。

我が子を自分の所有物と勘違いしているタイプのお母さんに多い事例ですので、お気を付けください。

家族全員が物が少ない暮らしっていいなと思ってもらえるように、初めはあくまでも共有スペースをシェイプアップすることに留めておきましょうね。

ミニマリストと家族が上手に生活していくための心得

ミニマリスト 家族 生活

やり方を間違えると家族からの反発が避けられないのが、ミニマリスト生活の難しいところ。

そうならないためには、物を減らした後にどうしたいのかというあなたの理想が大切です。

「 食事は正座をして食べるローテーブルが中心。
だからほとんど使わないダイニングキッチンを処分して、そのスペースで子供たちを遊ばせたり、夫の趣味の道具を手入れする場所にしたい」

「 キッチン周りの雑貨類を処分して、子供の勉強道具を置くスペースを確保したい。
そうすれば食事を作っている間に、ダイニングテーブルで勉強する子供たちの様子を見ることができる」

「 玄関ドアから門までのスペースを整理して、子供が外遊びしたり、近所の人とお茶をするテーブルを置きたい」

ミニマリストという言葉を先に出すよりも、このように家族に何らかのメリットをもたらす目的だとまずアピールしましょう。
あなたのそのような考え方を先に家族に伝えれば、皆の同意を得られやすいですね。

「片付ける物が多くて主婦は大変なのだから、 物を処分してしまいたい」

これも事実ではありますが、こちらの部分が先に伝わってしまうと、ただ仕事を減らしたいだけでは?と受け取られても仕方がありません。

家族なんだから分かってくれるだろうではなく、同じ屋根の下に住む人同士なのですから 家族のことを思うからこそ物を減らしたのだという考えをうまく伝えてください。

その他にも物を処分する上で、心がけておきたいことがいくつかありますのでご紹介しますね。

家族にミニマリストの考え方を強要しない

家族 ミニマリスト 考え方 強要

最初に物を減らしていくためにおすすめなのは、先ほども触れましたキッチンなどのスペースです。

とはいってもキッチンの中には、あなたが主に使う調理器具以外にも家族の物が置かれています。

例えば子供のお弁当に関する雑貨類。
本来昼食を食べるという目的からすれば、お弁当セットは1セットあれば十分ですが、お友達が何種類かのお弁当箱やランチマット、お手拭きなどを持ってきていれば自分もそうしたいと思うのはよくあることです。

また小さいうちからお弁当作りに慣れさせたいという場合、楽しくお弁当作りをさせるのが一番なので、そのように数種類のお弁当グッズがあるのは決して悪いことではありません。

「 お昼を食べるためだけなんだから、お弁当セットはひとつあればいいのよ」

それで子供が納得すればいいのですが、異なる場合は、母親の価値観を優先するのは あまり得策ではありません。

この場合一番大切なのは子供が自分でお弁当を作れるようになるということですので、それを一番に考えれば答えはおのずと出てきますね。

他にも

「 夫の趣味のコーヒーセット。
コーヒーミルやらコーヒーカップ、たくさんの種類のコーヒー豆…
もっと数を減らしてくれないかしら」

このような声もよくききますが、ご主人がその一杯のコーヒーで癒しを得られているというならば安易に処分するのは控えねばなりません。
確かにコーヒーを飲むという目的からすれば一組のコーヒーセットだけあれば十分ですが、器も含めて飲み物でリフレッシュするのですから、そこに効率だけを求めるのは主婦の都合だけを優先させているといわれても仕方ないですね。

日々多くの物を整理するのが仕事の主婦にとっては、多くの場合物を減らすのはプラスでしかありません。
それに反対する家族に対してどうして分かってくれないのだろうと残念に感じてしまいがちですね。
しかし、家族には一人一人それぞれの違う価値観があり、それも尊重するべきものなのです。

あなたが自分のミニマリストの考えを受け入れてもらいたいのならば、同時に家族の考えも受け入れる懐の広さが大切ですね。

家族の物を断りなく勝手に捨てない

家族の物 勝手に 捨てない

キッチンを片付けていると、キッチングッズでもあるけれど、同時に子供の所有物でもあるお弁当箱… このようなくくりの物が多数あります。

「 このお弁当箱、もっと数が少なかったら食器棚の中がすっきりするのに」

そう思ったならば、あなたの思いをお子さんに正直に話してみましょう。

どれも気に入ってて捨てたくないと言う反応が返ってくるかもしれません。
お母さんがそう思っていたなんてわからなかったという場合もありますね。

「 じゃああまり使わないお弁当箱は違う場所に置いてもいい?
それとも何か良い方法はある?」

このような提案をして選ばせてみると、子供は能動的に考え始めるようになります。

とにかく勝手に捨てるのではなく、家族の反応を見ながら互いにとっての良い着地点を見つけようとする会話が大切です。
独りよがりで処分してしまうと、家族の信頼を失ってしまうことになりますので、ただの食器とそうでないものとはしっかりと線引きしてくださいね。

極力家族がいない時を見計らって捨てる

家族 見計らって 捨てる

家族の物以外の、食器類などはどのように捨てるべきでしょうか?
冷静に考えれば捨てた方がすっきりするのに、なぜか反対される場合があります

それは物を手放すことに対する漠然とした不安感からかもしれません。
もしかしたら後でまた使うかもしれない、自分の物も捨てられてしまうのでは?など様々な恐れの感情からくるものです。

また、家族が自分の知らない新しい価値観に染まってしまうことに対する、抵抗感かもしれません。
理性的でないそのような家族の反応に対して、いちいち理詰めで説くのは時間の無駄。

反対していても、家の中がもっときれいになればいいのに、と矛盾したことを思ってる場合もよくあるからです。

そのような場合は、家族がいない時を見計らって捨ててしまっても構いません。
目撃されなければ、それはなかったことと同じなのですから。

家族の反対にちゃんとした理由があるのか、それともただ単に気持ちが整理できないだけなのか、そこをよく見極めて物を処分しましょう。

キッチン断捨離の方法

キッチン 断捨離 やり方

ここではキッチンの断捨離のやり方についてさらに個別にご紹介していきたいと思います。
ポイントなのは生活感を出さずに、なおかつ機能的であること。
この二つを押さえて物の取捨選択をしていきましょう。

シンク周り

シンク 周り

シンク周りは特に物がたくさん集まっているところです。
あって当然だと思っている物ほど、もしなくしてしまったらどうなんだろうと考えてみてください

例えば三角コーナー、スポンジ受け、まな板立て。
これらは、水が飛び散る範囲に置かれている場合が多々あります。

水がかかるということは、そのままにしておくと、水垢やぬるぬるの発生からは逃れられません。
それならばいっそのこと、なくしてしまってスッキリさせませんか?

三角コーナーはビニール袋で代用、スポンジ受けとまな板たては軽く立てかけるだけでも十分水が切れます。
直置きに抵抗があるならば、スポンジは紐付きにしてフックに引っ掛ける、まな板はウエスの上に置くのはどうでしょう。

まずは無くしてみて、よほどの不便がなければしばらくそのままで過ごしてみましょう。

シンク周りの物がなくなれば、いちいち物をどかして掃除をしなければならなかった以前と比べて掃除が容易になったことを実感する物です。

食器棚

食器棚

食器棚をスッキリさせるためには、食器の数を減らすのが一番です。

例えばお皿なら、奇数の3枚か5枚で揃えているお宅が多いかと思いますが、思い切って人数分の枚数にしてしまいましょう。

「 それじゃ割れた時に困るんじゃないの?」

そのように思うかもしれませんが、割れてしまった時ほどいい物に買い換えるチャンスです。

食器を扱うブランドや専門店ならば、必ず定番の品があります。

一点のお値段は張りますが、定番の品は飽きがこないデザインの物が多く、一枚からでも買い求められる利点があります

このように食器棚の中の断捨離はまず人数分に量を減らし、足りなくなれば定番品を買い求めるという形で量を調節していきましょう。

季節物や行事物の一年に数回しか使わない食器や、子供はとっくに成長したのにまだ持っているお食い初めの食器なども見直すといいですね。

冷蔵庫

冷蔵庫

冷蔵庫の中はどのように整理したらよいでしょうか。

まずは賞味期限切れの物を全て廃棄します。

次に、誰も手をつけない残り物や、冷蔵庫ドアのあちこちから出てくるチューブ式の生姜のようないくつもある物、 そろそろ傷んでるかもしれないけど調べるのは後回しにしてしまっている古い肉や野菜、 お刺身によく付いているわさびや醤油などの小袋類

このような物は全て処分対象です。

他にも本来入れなくてもいいような物が冷蔵庫に入っている場合があります。
例えば薬や冷蔵庫に入れる必要のないじゃがいもなどの芋類は冷蔵庫から出してしまいましょう。

大型の冷蔵庫になればなるだけ大仕事となりますので、今日は野菜室、明日は冷凍室など分けて行うとやりやすいですね。
冷蔵庫の中の掃除も兼ねて少しずつ手をつけるといいでしょう。

あと忘れがちなのが、冷蔵庫の前面と上部です。
マグネットや予定表などがよく貼ってあるドア部分や、つい物を置いてしまう上部も断捨離をしてすっきりするといいですね。

調味料

調味料

スーパーの入り口によく置いてあるレシピカードにつられて、普段使わない調味料を買ってしまう…

このようにして入手した調味料は、使われずにそのままになってることが多いですね。
1ヶ月使わなかった調味料は、不要な物として処分しましょう。
収納棚をはじめ、 冷蔵庫に入りっぱなしということもあるのでよくチェックしてみてくださいね。

また出しっぱなしにしていると、どうしても容器にホコリが被ってしまいますし、中身の入れ替えをしない限り、容器のデザインは各社まちまちで色もバラバラ、見た目も良くないですね。
そうならないためにも引き出しなどに入れて、人目につかないように収納するのがポイントです。

キッチンツール

キッチンツール

お玉や菜箸などのキッチンツールも複数ある物の代表です。
一般的なご家庭ならば、最低限必要な数は一つのはず。
まずは数を減らした上で、めったに使わない物に目を向けてみましょう

例えば、クリスマスの時にしか使わないもみの木やトナカイのクッキー型。
牛乳の紙パックでも代用できる押しずしの型。

このような物は、たびたび使わないことを納得して購入していても、さらなる見直しが必要ですね。

毎年必ず使っているなら別ですが、ここ2、3年使っていない場合は処分しても構わないでしょう。

まとめ

完璧なミニマリストになれなくても、率先して共用部分をきれいにしているお母さんの姿は、家族にきっと何かを伝えてくれるはず。
ミニマリストの生活を強要せずとも、自然と物が少ないことをいいと思えるように、まずはキッチンの断捨離から頑張ってみてくださいね!

キッチンを断捨離する方法をこちらの記事で紹介しています>>断捨離キッチンの作り方|食器もツールも溜め込まない!便利な台所♪