誘いの断り方にもコツがあった!ビジネス・友達・恋愛関係別に紹介

仕事も「いえじかん」も毎日を充実して過ごしていると、色々な方からさまざまなお誘いを受けませんか?
いつでもお誘いをOKできればいいけれど、お断りしなければいけないこともあると思います。
先約があるならばそれを理由にすぐに断れるけれど、ただ気持ちが乗らない時にどう伝えたらいいのか…と困ることもあるはず。
そんな時に相手が嫌な気持ちにならずに断る方法を身に付けて、お付き合い上手を目指しましょう。
「断る技術」を身に付けよう
魅力的な人たちは皆一様に断る技術を持っています。
なぜなら魅力的な人は誘われることが多いから、断らなければいけないシーンが多いのです。
相手の気分を害せず断る技術を身に付けて、あなたも更なる魅力的な人になっていきましょう!
自分を守るために断ろう
ビジネスシーンで多いことですが、自分にとって不利益な仕事を振られたり、無意味な接待の場に誘われたりすることがありませんか?
時にはお付き合いの一環で参加することも大事ですが、それが頻繁になるとストレスにもなりますし自分のためになりません。
そんな時は自分を守るためにもしっかり断るようにしましょう。
自分に時間を使うために断る
いつも誘いに乗っていると自分のプライベートな時間がなくなります。
読書をしたり時に考え事をしたりするなど、1人の時間を持つことは自分を高めるためにはとっても大事な時間です。
自分に時間を使うために、時には誘いを断ることも大切です。
断ることは相手を拒否する行為ではない
先約があるならまだしも、自分時間を作るために誘いを断ることに罪悪感を持つ人もいるでしょう。
誘いを断ることで相手に嫌われてしまうのでは?
と怖がってしまう人も。
けれど誘いを断ることは相手を否定している訳ではないので、怖がらずに思い切って断ってみましょう。
こちらがびっくりするくらいあっさりと引いてくれるかもしれませんよ。
誘いを上手に断るための5つのポイント
誘いを上手に断るためにはいくつかのポイントがあります。
これらのポイントをしっかりと押さえて、少しずつ断り上手へステップアップしましょう。
【その1】適切な「NO!」を選択
誘いに対する答えは実は2つしかありません。
それは「YES」か「NO」。
相手が求めているのは誘いを受けるのか受けないのかということですよね。
なのでまずは最初に答えをしっかりと伝えましょう。
ただ、いきなり誘いを断ると自分自身を拒否されたと勘違いしてしまう人がいるので注意が必要です。
【その2】誘ってくれたことには感謝を伝える
まず断る前に誘ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
このワンクッションが入ることで、相手は断られたことへのショックが和らぎます。
【その3】なぜ断るかの理由は伝える必要はない
なかなか断る言葉を言えずに延々と言い訳をしてしまうのが一番悪い断り方です。
極論で言えば、断るのに理由を伝える必要はないのです。
もちろん先約があるからという明確な理由であれば、伝えた方が好感度は上がるので伝えるべきです。
逆に気が乗らない時などは下手に言い訳をすると、行きたくない気持ちを隠そうとしているのが相手に伝わってしまい良い印象を与えません。
そういう時はただ、「ありがとう、ごめんね、断る言葉」この3つを笑顔で簡潔に伝えるといいですよ。
この際また誘ってねという言葉を添えることが多いですが、もし誘われたくない場合は使わない方が良いでしょう。
また断らなければいけないと自分自身も面倒ですし、相手にもまた誘って断られるというアクションを強いなければいけないのでお互いにとって良いことなしですからね。
【その4】代替案を提案する
もし、今回は誘いを受けられないけれど次回は受けられそうと思う場合は代替案を出すと良いでしょう。
そうすることで、相手は自分のことが嫌な訳ではなく、今回は無理だったんだなと安心します。
【その5】迷う場合はすぐに返事をしない
大切な相手や関係性を保ちたい相手の場合は、断りの返事を即答せず少し考えさせて欲しいと伝えて返事を保留にしましょう。
先約を動かせないかなどを検討した上で、それでもダメだった場合は先方にその旨を正直に伝えて誠意を見せます。
そして代替案の提案まで組み込んで会話をすると、より相手から好印象となるでしょう。
相手との関係別に断り方を紹介
一概に断り方といっても相手との関係性は様々です。
関係性ごとに適切な断り方を紹介します。
ビジネス関係
仕事関係の誘いを断る場合は、断る理由を伝えることが大事です。
相手の機嫌を損ねてビジネスチャンスを失うことは仕事の上ではあってはならないミスだからです。
詳しく伝える必要はありませんが、簡単に断りの理由を添えて謝罪をして断りましょう。
上司や先輩からの誘いには…
仕事関係といっても、上司や先輩からの仕事とは関係のないお誘いもありますよね。
そういったプライベートな誘いを断るには仕事のスケジュールを理由にするのが一番しっくりきます。
ただ、完全にスケジュールを把握されてしまっている場合は仕事を理由に使えません。
そんな時は体調を理由にするとそれ以上相手も突っ込めないのでおすすめです。
会社の飲み会の場合には…
会社の飲み会のお誘いは、大人数が行くのであれば簡単に断れますが、毎回行かないのも角が立ちますよね。
数回に一回は参加する、一次会だけなら参加できると時間を決めて参加するなど無理のない範囲で参加することも大事です。
どうしても欠席したい時は家庭の事情を利用するのも手ですが、奥の手なのでここぞという時に使いましょう。
飲み会の上手な断り方!相手を納得させられる5つの言い訳教えます
友達やママ友などの交友関係
気の置けない友達であれば「今回はごめんね」だけで断ることができるでしょうが、そこまでの関係じゃない知人寄りの友達やママ友が問題です。
相手の気分を害さないよう、お礼をキチンと伝えた上で断るよう気を付けましょう。
飲み会や遊びの誘いには…
飲み会や遊びの誘いを断る際は家族がいる場合は、家族にちょっと悪者になってもらいましょう。
友達の場合は両親が最近うるさくて…など両親が飲み会や遊びをよく思っていないからしばらく自重すると伝えると次も誘いにくくなります。
ママ友の場合は、単発の誘いを断るには子どもに体調不良になってもらうのが簡単です。
何度もしつこく誘われているのを断りたい時は夫が飲み会に行くのを嫌がっている、最近夫の帰りが早いから遊びに行けないと言えば、それ以上誘いにくくなります。
金銭の貸し借りの場合には…
金銭の貸し借りは絶対に断らなければいけないところです。
本来は謝る必要はまったくないのですが、「ごめんね、それはできない」と低い位置から謝罪をしつつきっぱりと断りましょう。
お金の貸し借りは友情が壊れる原因ですので、絶対にNOと言うことが大事です。
宗教やビジネス勧誘の誘いには…
こちらもお金の貸し借りと同様に友情が壊れる原因のひとつ。
絶対に断りましょう。
問題は、相手はあなたにとって良い事をしていると思って誘って来ているということです。
断ると相手自身を否定したと思われてしまうかもしれません。
なので、相手のことは好きだが誘って来た事にまったく興味がないということを伝えましょう。
今後も仲良くしていきたいからこの話はなかったことにしようと提案すれば、うまくいけば今後も友情を続けることができるかもしれません。
友達の誘いは断り方が重要!人気者だけが知っている5つのポイント
恋愛関係や異性関係
恋愛関係や異性関係での断り方は一番上級テクニックが必要かもしれません。
下手な断り方をすると相手が否定されたと感じてしまって逆恨みをされるかもしれないからです。
はっきりと断る気持ちを伝えつつ、相手を否定しないという2つのポイントを踏まえて対応する必要があります。
シーン別の断り方を紹介するので参考にしてみてくださいね。
食事やデートの誘いには…
特定の彼氏がいる場合は断りやすいですが、そうではないことを知られている場合は難しいですよね。
基本は仕事や勉強を理由にするのがベターです。
それでも何度も誘って来る人には、実は好きな人がいるから(実際はいなくても)2人では会えないと伝えると効果的ですよ。
お付き合いの申し込みには…
お付き合いの申し込みの断り方もヘタをすると人格否定だと思われるので注意が必要です。
しかし相手に好意がない場合はしっかりと断ることがお互いのためなのでふんばりどころですね。
彼氏がいる場合は、はっきりと彼氏がいると伝えるのが一番。
その際に気持ちは嬉しいけれど、という一言を添えるとスマートですね。
問題は現在特定の彼氏がいない場合です。
友人だった人からの告白で今後も友達関係を続けたい場合には、好意は嬉しいけれど友達の関係でいたいということを素直に言いましょう。
相手にもよりますが、告白後も友達関係を良好に続けていける可能性が高いです。
今後も関係を続けたいと思わない相手からの告白でも、ばっさりと断りすぎると恨みを買ってしまうかもしれません。
気持ちは有難いと感謝の気持ちを伝えつつ、
・他に好きな人がいる
・相手に対して恋愛感情が持てない
等、なぜ付き合えないかという理由もはっきりと言いましょう。
今は誰とも付き合う気がないという曖昧な断り方は、ポジティブな人だと今はそのタイミングではないだけでチャンスがあると取られるので注意が必要です。
しつこい誘いには…
しつこい誘いがある場合はこちらの断りの気持ちがしっかりと伝わっていない可能性が高いです。
はっきりと「NO」ということを会話の始めに伝えましょう。
その後にごめんねやありがとうという言葉を添えて、とにかく断っているということを強調することが大事です。
曖昧な断りの返事はデメリットばかり
曖昧に断っているといつまでも相手に気持ちが伝わらずに相手にとって大きな時間の損失です。
もちろん自分自身も何回も断らなければいけない状況が続くというストレスがずっとついてまわります。
きっちり断ると相手も他の相手を探したりと早くに方向転換ができるので、長い目で見ればいいことばかりなのです。
断ることはとてもストレスのかかることですし、後回しにしたい気持ちは痛い程分かります。
けれど、自分のためにも相手のためにも断りの気持ちが湧いた時点で勇気を持って断るようにしましょう。
丁寧に断われば相手も嫌な気持ちにならない
ヘタに延々と言い訳を言うよりも、誠心誠意の謝罪と断りのセットは相手を不快な気持ちにさせないものです。
断るのは心苦しいと思うかもしれませんが、その気持ちごと断る時に伝えると相手も悪い気はしません。
相手との関係性を壊したくないと思うのならば、丁寧に断るようにしましょう。
まとめ
断り上手はお付き合い上手への第一歩。
人付き合いが増えれば増えるほど、断らなければいけない場面も増えていきます。
相手が気持ち良く受け止めてくれるよう、はっきり誠心誠意断るように心掛けていきましょうね。
断り上手になったら、次は人間関係を見直しませんか?
こちらに、人間関係の断捨離のやり方を関係別にまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください。