一人暮らしの片付けは6つの習慣がカギ|汚部屋とは無縁の快適生活!

平日は仕事で疲れているから…、休日はゆっくりと休みたいから…と片付けを後回しにし続けてはいませんか。
一人暮らしをしていると「誰も部屋に来ないから今度でいいや」「時間がある時にやればいいか」と、現状を見て見ぬふりしてしまいがち。
散らかった部屋があなたのストレスになる前に、新たな習慣を身に付けて、すっきりと片付いた部屋をつくりましょう。
6つの習慣と片付けのアイデアで、充実した「いえじかん」を過ごせる一人暮らしの空間が実現します。
片付けが楽になる6つの習慣
一人暮らしの部屋は、他人の目が無く気が緩んでしまう空間だからこそ散らかりやすいと言えます。
毎日、毎週と、定期的な片付けや掃除をすることが一番ですが、そもそもそんなことができるなら困ってはいないでしょう。
しかし、一人暮らしの片付けは6つの習慣でぐんと楽になります。毎日の生活に取り入れて、今日から効率のいい片付けを始めてみましょう。
【習慣1】本当に必要なものしか買わない
ここ最近買ったものを思い返してみてください。必要のないものを衝動的に、あるいは思い付きで買ってしまってはいませんか。
家に不要なものが増えると、それだけで片付けや掃除が大変になっていきます。
読まない本、使わない調味料、邪魔になる雑貨など、まずは買わないことが大切です。
「限定」や「お買い得」に流されない
限定品やお買い得品を見付けるたび、すぐに手を出してはいませんか。
その時にしか手に入らないという特別感からつい購入してしまう…、安いものに目がない…という方は注意が必要。
生活に必要なもの、本当に欲しいものだけを買う意識が定着すれば、部屋は散らからず、お金も貯まっていきますよ。
欲しいものをすぐ買わない
デザインが素敵な調理器具、優れた機能を持つ電化製品、新しい商品に心がときめいて、これがあれば毎日が楽しくなりそう…!なんて期待が膨らむこともあるでしょう。
しかしいざ買ってみたら使わなかった、という結果も往々にしてあるもの。
欲しいと思ったものはすぐ買わず、1週間~1ヶ月間の検討期間を設けて、それでも欲しかったら買うなどルールをつくっておくと、失敗が少なくて済みますよ。
【習慣2】ゴミはすぐに捨てる
食べ終えた食事やお菓子のゴミ、ティッシュなど、テーブルや床の上に放置してしまう癖は要注意!
散らかっている箇所がひとつでもあると、徐々に広がって部屋全体が散らかってしまいます。
ゴミが出たら、すぐにゴミ箱へ捨てる習慣をつけましょう。
捨てる勇気を持つ
さらに、使っていないけど保管し続けているものも処分してしまいましょう。
そのうちまた使うだろうと、ついついそのままの状態で過ごしていると、収納スペースからものが溢れてしまいます。
ものは増やすばかりではなく、捨てることも重要です。
いつか使う…は使わない!
特に洋服類などは「いつか使うかもしれない」と、クローゼットや押入れに溜めていってしまいますが、そういったものを再度使うことは今まであったでしょうか。
処分を迷った時には「~かもしれない」ものは迷わず処分してしまいましょう。
【習慣3】出したら元の場所にしまう
片付けが苦手なひとは、使ったものを出しっ放しにする傾向があります。出したまま放置を繰り返すとすぐに部屋が散らかり、散らかると片付けがより一層面倒に。
出したものは、散らかる前に元に戻す癖をつけましょう。
床・テーブルにものを置かない
読みかけの本や雑誌、脱いだ服など、とりあえずのつもりでその辺に置くと、いつしか積み重なって結構な量になっていきます。
部屋に荷物の山があると掃除がしづらくなり、散らかった上に汚れも溜まり、段々と手を付けるのが億劫に…。
悪循環を断ち切るために、床・テーブル(机)にはものを溜めないと決めてしまうのがいいでしょう。
【習慣4】リセットの時間を設ける
1週間分の片付けや掃除を休日にまとめてやるのではなく、毎日片付いた状態をキープするのが理想です。
だからと言って、仕事から帰宅してくつろいでいる時間に、ものの置き場所やゴミの存在ばかり気にしていては、休まるものも休まりません。
寝る前の5~10分間と決めて、ものを定位置に戻し、洗濯ものは洗濯かご、食事が済んだ食器は洗ってしまうなど、部屋を元通りにする作業を習慣にすると、朝起きてからが快適です。
すっきりと片付いた部屋は、心地よい睡眠も招くでしょう。
汚れたらすぐに掃除
片付けるだけでなく、掃除をするのも部屋を散らかさないためには重要です。日々の汚れは僅かなものなので、すぐに対処すれば大変なことではありません。
部屋を清潔な状態で保っておけば、自ずと片付けのモチベーションもアップしますよ。
【習慣5】郵便物や書類は溜めない
毎日のように届くチラシや郵便物。必要な情報よりもゴミの方が多く、急を要するものでもないため放置されがちです。
溜まってから片付けると、ある程度まとまった時間を確保しなければならないため、郵便物は溜め込まずにその場で対処が一番楽。すぐに開封して内容を確認する癖をつけましょう。
保管するものと処分するものにすぐに分別することで、散らかる要因を回避、書類が紛失するなどのリスクも防げます。
説明書などの必要書類はファイリング
郵便物と同様に、住居の説明書や家電の説明書などは、保管が必要なものだけファイルボックスを用意して収納しておくことをおすすめします。
いざと言う時に、しまった場所が分かるようにまとめておきましょう。
【習慣6】定期的に人を部屋に招く
荒治療的ではありますが、1~5の習慣が身に付かないという方におすすめなのが、定期的に人を招く方法です。
友人が来るのに散らかった部屋、汚い部屋というわけにはいきませんよね。怠けてしまう自分の心理を利用して、どうにか片付けないといけない状況をつくってみてはいかがでしょう。
すぐに真似できる!部屋をすっきり片付ける技
ここまで、部屋の片付けを楽にする習慣をご紹介してきましたが、部屋がひどく散らかっていては、習慣だけではどうにもなりません。
まずはきれいに片付ける必要があるでしょう。
ここからはあなたの部屋を見違えるほどきれいに変身させるための技をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ものと収納のバランスを考える
部屋がもので溢れてしまうのには大きく2つの理由があります。
1つは十分な収納スペースがあるのにも関わらず、ものが多過ぎる場合。もう1つは、ものは適度な量なのに収納スペースが足りていない場合です。
ものを減らす
もう使わないもの、いらないもの、壊れたものなど、あなたの生活にとって余計なものは処分しましょう。
必要のないものによって生活スペースが狭くなり、窮屈な思いをするなんてもったいないですよ。
これ以上ものを増やさないための工夫について知りたいかたはこちら>>シンプルな生活習慣の始め方。「捨てる」から「増やさない」生活へ
適した収納スペースを用意
持ちものの量は多くないのに部屋が一向に片付かない場合は、あなたのものの量に適した収納アイテムが必要です。
必ずしも、本の収納には本棚、服の収納にはタンスやクローゼットが最適とは限りません。
収納方法も考えて、部屋の広さや雰囲気、使い勝手など総合的な判断が賢明です。
見える化して定位置を把握する
オープンシェルフやカラーボックスは、棚の部分にボックスやかごを並べて収納すると、細々としたものの目隠しにもなり便利です。
しかしそのままだとボックスの中にしまった内容を忘れてしまうことも。
ボックスの数が多かったり忘れっぽい方は、100均アイテムの半透明の箱や、書類を見やすく整頓できるファイルボックスなどを利用するのも手。
ラベルシールを貼って中身を分かりやすくするのもおすすめです。
デッドスペースを収納スペースに
一人暮らしの部屋では、収納スペースが極端に小さいケースもあります。そのような場合はデッドスペースを見付けて活用してみましょう。
キッチンの壁や洗濯機上など、収納スペースにできる場所はたくさんあります。突っ張り棒やワイヤーラックなどの100均アイテムでも収納場所を作ることは可能です。
こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしにおすすめの収納術と収納家具|狭い部屋でも実践できる!
定位置は使い勝手を重視
毎日のように使うものは、使う場所から手を伸ばせる距離に定位置を設定しておきましょう。
例えば、ソファに座っているときにテレビを操作することが多いなら、リモコンはテレビ台の上ではなく、ソファの近くがベスト。使い勝手を考えて定位置を決めると戻すのも楽です。
すぐに取り出せてすぐにしまえる場所が理想ですね。
収納家具の色や形を揃える
すっきりとした部屋は収納家具そのものにも影響を受けます。可愛い家具、機能性の高い便利な家具を無条件で買ってしまうと、ちぐはぐな印象の部屋になりかねません。
部屋のテイストに馴染むような色合いや形、複数買うならデザインが揃っている方が見た目も素敵です。
全体に統一感を持たせた部屋を目指したいですね。
片付けをスムーズに進める方法
実際に片付けをするにあたって、スムーズに進めるにはどんなことを意識したらいいのか。ちょっとしたコツをご紹介します。
小さな空間から順番に
片付けに取り掛かる時は、洗面所やトイレ、キッチンなど部屋の小さな空間から始めるようにしましょう。
広い部屋を一遍に片付けようとすると目に付くところが多過ぎて、収拾が付かなくなってしまいます。
片付けの要領が分かってきたら部屋の空間を区切って、ここからここまでとエリアを決めて手を付けていくと、スムーズに進みます。
使用頻度で整理整頓
引き出しの中やボックスの中、クローゼットの中などにものをしまう場合は、使用頻度の高いものを手前に、低いものを奥に入れるようにします。
出し入れのしやすさにも繋がるので、意識して整理整頓を。
まとめ
一人暮らしは自分だけの空間であるため、甘えが出てしまいやすいものですが、自分のためにも片付けの手を抜くことのないようにしたいものです。
ご紹介した習慣や技をしっかりと身に付けて、すっきりとした部屋を維持してくださいね。
さらに、おしゃれなアイテムを取り入れると素敵な部屋になりますよ! シンプルな部屋の作り方とおしゃれに見えるアイテムについて、こちらにまとめました。
ぜひ、参考にしてみてください。