失敗しない片付けの方法|散らかる習慣を断てば汚部屋からも大変貌!

日々の忙しさから、部屋の片付けが後回しになっていませんか?
「気が付いたらいつも部屋が散らかっている」「片付けたいけど、どこから手をつけたらいいの?」「やる気が出ない…」
こんな悩みを抱える人のために、部屋を片付けるための手順ときれいな部屋をキープするコツをご紹介します。最後にやる気アップの方法もまとめたので参考にしてみてください。
きれいに片付いた部屋でくつろぐ「いえじかん」は最高ですよ。
部屋が散らかる習慣を断つ
あなたの部屋が片付かないのは、どんな理由からでしょうか?
・よく買いものをする
・ものを捨てない
・収納スペースが足りない
・使ったものを放置する
・整理ができない
上記のことが重なると、目に見える場所にものが増えていき部屋は散らかっていきます。
だからと言って、手当たり次第に引き出しやクローゼットに押し込むと、何がどこにあるのか分からなくなってしまい、探しものをしながらまた散らかる…という繰り返し。
“一見片付いたような状態” ではなく、“きれいに片付いた部屋” を目指すなら、ものをあっちからこっちに移動するだけのようなその場しのぎではなく、悪習慣を断つことと徹底的な片付けが必要です。
当てはまる習慣があれば、改めることから始めましょう。
よく考えずに買う
〇%OFFや〇割引の文字や、家事や調理を楽にする便利グッズに惹かれて、必要性のないものまで買ってしまうことはありませんか。
いくら安くなっていても、あったら便利でも、使わなければそれはあなたにとって不要なもの。
このような突発的な理由で購入されたものは、1,2度は使ったとしても大抵の場合大切にされることは無く、どこにいったのか見向きもされなくなるのがオチです。
買いものが趣味で、お金を使うこと自体に意味を見出している方もいるかもしれませんが、どうせならあなたの生活を潤す本当に必要なもの、本当に大切にしたくなるようなものにお金は使うべきです。
何でもかんでもよく考えずに買っていると、ものばかり増えて部屋が散らかり放題になるため注意をしましょう。
捨てない
元々ものを頻繁に買う習慣がなく、持ちもの全てが大切でしっかりと管理ができているのであれば、当然捨てないことは悪習慣ではありません。
しかし、どこから出てきたのか、何カ月ぶりに見たのかよく分からないものまでもを捨てない、捨てられないとなると問題です。
ものは捨てる、処分するなどで手放していかない限り、増え続けて空間を圧迫していきます。部屋が散らかる一番の要因となる習慣と言えます。
凝った収納方法
気合を入れて細かく収納のルールをつくっても、ものの出し入れに手間がかかるとなると、その手間の分だけ部屋が散らかりやすくなります。
収納術を駆使してあれこれと凝るよりも使い勝手を重視して、収納スペースを開けたらパッと見で分かるくらいに簡単で単純な収納方法が望ましいです。
あった場所に戻さない
使ったものを元あった場所に戻さないという習慣は、じわじわと部屋を散らかしていきます。自分はそうではなくても、一緒に暮らす家族にこの習慣があるというケースもあるでしょう。
面倒くさがりという性格が原因となっている場合も少なからずありますが、前述した収納方法が凝り過ぎている場合もあるかもしれません。
何にせよ、ものは使ったら元に戻すのが重要なカギです。
失敗しない片付けの手順
【その1】持っているものの量を知る
まずは、自分がどんなものをどのくらいの量持っているかを把握しましょう。
おすすめの方法は、カテゴリー毎に家中のものを一ヶ所に集めてみることです。
洋服ならクローゼットやタンスの中など全部。本なら本棚やデスクにあるもの全部。調理用具ならキッチンの収納部にあるもの、食器なら食器棚や食器かごにあるもの全部といった具合です。
想像を上回る量に驚くかもしれませんが、今あるものの量を把握することが片付けへの第一歩です。
なお、この作業にはものを集めて仕分けていくスペースが必要です。テーブルでも床でも構わないので十分なスペースを確保してから作業を始めてください。
【その2】残すか捨てるか判断する
次は仕分け作業。集めたものを「必要」「不要」「保留」の3つに分けていきます。
まずは、明らかに不要なもの=捨てるものを選別してゴミ袋に入れていきましょう。次に、絶対に必要なものを選んで避けておきます。
最後に残ったものは必要かどうかの判断に迷ったものです。改めて一つ一つを手に取り、必要か不要かの判断をしましょう。
まだ使えるものは、「いつか使うかもしれない」「もったいない」と残したい気持ちが湧くかもしれません。
しかし、そもそもこれまでに使ったことがなかったり、最後に使ったのがいつだったのか忘れてしまっているようなら、今後も役に立つ可能性は低いです。思い切って処分してしまいましょう。
決断ができない場合の対処法
大切な人から貰ったプレゼントや思い出の品は、必要ではないけれど処分するのに躊躇う気持ちが湧くことも。処分する前に写真に残すなどの工夫で、スムーズに踏み切れる場合もあります。
どうしても処分することに抵抗があるようなら、「保留」という形で箱にまとめて残しておいても構いませんが、必ず保留の期限を設けるようにしてください。期限が来たら必ず必要か不要かの判断をしましょう。
もし、保留箱の存在自体を忘れてしまっていた場合は、中身全てを不用品として心置きなく処分しましょう。
【その3】残すものは使いやすく分類
残すものが決まったら、今後管理がしやすいように種類ごとに分けていきます。自分が分かりやすいように、使いやすいように分類していきましょう。
例えば日用雑貨なら「文房具」「書類」「雑貨」、洋服の場合は「アウター」「トップス」「ボトムス」「インナー」「下着」「靴下・タイツ」などに分けるとよいでしょう。
分類作業をしていると同じ用途のものが複数見つかることも。見比べて必要ないと感じるものがあればさらに処分をします。
【その4】ひとまず元の場所に仮置きする
本当に必要なものだけが手元に残ったら、今度は元あった場所に仮置きをして実際に使ってみましょう。
これは、ものの使い勝手をテストする意味合いがあります。
実際に使ってみることで置く位置が目的に合っているのか、本当に必要なのかが分かってきます。使い勝手が悪いと思ったら別の場所に移して使ってみてください。
置いてはみたけれど使わないものが出れば、その時点で処分しても構わないでしょう。
【その5】ものの定位置を決定する
しばらく仮置きの状態で使ってみたところで、いよいよものの定位置を決定します。
これまで寝室の収納スペースに編みものセットを置いていても、リビングでしか編みものをしないと分かれば、定位置はリビングに変更。
クローゼットの下部にバッグを置いていたが、つい出しっ放しになる…と分かれば、部屋の一部に見える収納を設けて使い勝手を改善。
というように、楽に片付けができるように工夫を加えて決定をしましょう。
使用頻度が低いものの中には、どうしても置き場所が定まらないものがあるかもしれません。そういった時は、一つの引き出しやボックスなどにまとめて入れ、とりあえずそこを置き場所と決めます。
何度か使用しているうちにいい場所が見つかったら変更をして、使い勝手を高めてくださいね。
きれいな部屋をキープするコツ
ものが片付いたきれいな部屋は気持ちがいいものです。せっかく苦労して片付けた部屋ですから、できるだけきれいな状態を維持したいですよね。
ここからは、突然の来客でも慌てずにすむような、片付いた部屋をキープするコツをご紹介します。
簡単に出し入れできるシンプル収納
ものを収納する際には、パッと見てどこに何があるのか一目で分かるようなシンプルな収納を心がけましょう。
引き出しに洋服をしまうなら立てて見やすくしたり、複数のボックスを並べて雑貨や小物をしまうなら、中に入っているものが分かるようにラベルを貼ったり、凝り過ぎない適度な工夫がベストです。
ものを増やさない
たくさんのものを手放しても同じだけの量を買ってしまったら、部屋はあっという間に元通りです。ものを買うのには慎重になりましょう。
新しく必要なものを買った時には、不要になったものはないか改めて部屋を見直してみることをおすすめします。
きれいになった部屋を褒めてもらう
頑張って片付けた自分を自分で褒めてあげるのはもちろんですが、せっかくなら人からも褒めてもらいましょう。
片付いたきれいな部屋に友人を招けば、きっと「きれいな部屋だね」と褒めてくれるはず。他者から褒められることで「次も褒められたい。ずっときれいにしておこう」という片付いた部屋を維持するパワーが生まれるのです。
特に「片付いた部屋をキープできるか心配…」という人は、定期的に人を招くことで強制的に「部屋を片付けねば!」というやる気につながりますよ。
関連記事
シンプルでおしゃれな部屋づくり!家具の選び方と収納方法がポイント
どうしても片付けのやる気が出ない時は…
「部屋を片付けたいけどやる気が出ない」。誰にでもそんな時はありますよね。
ですが部屋の片付けをするのは早ければ早いほど時間も手間もかかりませんから、できるだけ早くやる気を出したいところです。
でも、肝心のやる気を出すにはどうしたらいいのでしょうか?
ネット動画を見てモチベーションを上げる
ネット動画のサイトなどで汚れた部屋が片付いていく動画を見てみましょう。散らかり放題の汚い部屋が片付いた美しい部屋へと変わる様子を見ることで、「自分の部屋もきれいにしたい」という欲求が強くなるはずです。
無料動画サイトなどで「部屋」「片付け」「整理整頓」などのキーワードで検索してみてください。
さまざまな種類の動画がありますが、単身者や主婦が散らかった部屋やキッチンなどを片付けていくハウツー動画がおすすめです。
これらの動画は「どうやって片付けていいのか分からない」という人にも片付ける手順を確認できるいいお手本になるでしょう。片付けの手順が分かれば実践するのは簡単です。
片付けていく手順ときれいに片付いた部屋のイメージが沸くことでモチベーションが上がり、“やる気” につながりますよ。
自分の好きな曲を流しながら片付けをしてみる
気分が乗らないとやる気も出ないものです。
そんな時は好きな音楽を聴いて気分を上げてみてはいかがでしょうか。リズムに合わせて手を動かせば、思った以上に片付けの作業が進みますよ。
好きな音楽を2,3曲流すだけの短時間でも、できる片付けはたくさんあります。例えば、床に置いてあるものを定位置に戻すだけ、テーブルの上のダイレクトメールに目を通して処分するだけ、溜まった雑誌類をまとめるだけ。
短い時間でも立派な片付け作業ができるのです。時間がなくても少しずつ片付けることで部屋はきれいになるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
散らかった部屋で片付けなきゃと思いながら暮らし続けるよりも、一度気合を入れて思いっきり片付けを楽しんだ方が、あなたの生活は圧倒的に快適なものになります。
ぜひ頑張ってみてくださいね。
部屋が片付いたら、今度は持ちものも整理してみませんか?
持ちもので1番多いのが洋服のはず!? 捨てるのには勇気がいりますよね。だけど、ファッションレンタルサービスがあれば断捨離しても大丈夫です! くわしくこちらの記事をご覧ください>>ファッションレンタルサービス【比較人気7選】借り放題やスタイリスト付きのオススメは?断捨離したい人必見