コーヒーに関する資格を全14種類紹介!目的・難易度・費用で選ぼう

コーヒーに関する資格を全14種類紹介!目的・難易度・費用で選ぼう

日本では公的な「コーヒーに関する資格」はありませんが、民間で認定している資格が多数存在していますよ。

取得の難易度も、趣味レベルの初級から難関と言われる上級レベルまで幅広いので、自分に合ったレベルが選べます

特に初級は通信教育で資格が取得できるコースもあるため、コーヒー初心者にもおすすめです。

今回の「いえじかん」では、コーヒーに関する資格を費用や難易度とともに紹介します。
自分のレベルと目的に合った資格を取得する際の参考にしてくださいね。

目的に合わせて取得できるコーヒーの資格14種類とは

目的に合わせて取得できるコーヒーの資格14種類とは

コーヒーが好きな人は、飲むだけでなく自身で美味しいコーヒーを淹れたいと考えている人が大勢いますね。
そんなコーヒー好きな人たちが、いま注目しているのが、コーヒーに関する資格の取得です。

ただし、日本には多くのコーヒーに関する資格がありますが、それはすべて民間の企業や協会が発行しているもので国が発行する「公的なコーヒーの資格」は存在していません

そのため、初心者でも気軽に取得できる資格もあれば、すでにバリスタとして働いている人だけが受験できる本格的な資格まで、幅広い難易度の資格が用意されていますよ。

ここでは、現在(2019年3月時点)日本で取得できるコーヒーの資格ついて、難易度や費用を交えながら紹介しますよ。

UCCコーヒーアカデミー認定資格

大手コーヒー飲料メーカーとして有名なUCC上島珈琲株式会社が主催するコーヒー認定資格です。

【その1】UCCドリップマスター

UCCコーヒーアカデミーのペーパードリップコーヒーの基礎が学べる「ベーシックコース」が、ユーキャンの通信教育で自宅にいながら受講することができます。

費用には、プロ講師の添削3回分を含む教材の他、UCCコーヒーアカデミーの講師が厳選したペーパードリップの道具一式が含まれています。

試験はなく、課題を提出して基準点を満たしていれば「UCCドリップマスター」の資格取得が可能です。
趣味のコーヒーについての知識を学ぶ第1歩として最適なコースですよ。

  • 費用:69,000円(教材費込み)
  • 受講期限:開始から最長8か月
  • 難易度:超初級

 

【その2】UCCコーヒープロフェッショナル

前述のUCCドリップマスター(ベーシックコース)修了者を対象とした、コーヒーの知識や技術をさらに深めたい人に向けた資格です。

受験資格は、UCCコーヒープロフェッショナルコース全課程修了者が対象となりますよ。
カフェやコーヒー専門店へ就職や、自宅でコーヒー教室を開きたい人におすすめです。

  • 費用:全コース60,000円、コーヒープロフェッショナル認定試験料5,000円
  • 受講日数:8、4、3日間(すべて同じ内容、通学コースのみ)
  • 難易度:初級

 

日本創芸学院認定資格

1966年に設立された通信教育団体で在宅学習でコーヒーの資格をとることが可能です。

【その3】コーヒーコーディネーター

在宅で受講し、その全課程を修了することで資格を取得できるので忙しい人にも安心です。
DVD付きのテキストに8回分の添削、電動コーヒーミルやドリッパーなどコーヒー抽出に必要な一式がセットになっていますよ。

コーヒーの基礎知識からオリジナルブレンドの作り方、コーヒーに合うお菓子やラテアートなど幅広い知識を学びたい人におすすめです。

  • 費用:64,000円(教材費込み)
  • 受講期限:開始から最長9か月
  • 難易度:初級

 

JSFCA 日本安全食料料理協会認定資格

食品・料理技術に携わる人材の育成と向上を目的とする団体が、コーヒーについての知識が一定の水準以上であることを認定する資格です。

【その4】コーヒーソムリエ

スクールや講座などがないため、独学で勉強し、試験に合格することで資格を取得できます。
試験の出題内容はコーヒーの歴史や産地、コーヒー豆の種類や淹れ方などコーヒーに関する基礎知識がメインで70%以上の評価が合格基準となります。

インターネットから受験申込み、在宅受験ができるので、思い立ったらいつでも受験することができるのも手軽で嬉しいですね。

  • 費用:受験料10,000円
  • 受講期間:特になし
  • 難易度:初級

 

日本能力教育促進協会認定資格

資格認定や能力教育につながるセミナーを開催し、教養や知識向上支援を目的とした団体が認定する資格。

なお、認定試験を受けるには、オンライン通信教育サイトformieで対象コースを受講することが条件となります。

【その5】コーヒースペシャリスト

オンライン講座では、コーヒーの基礎知識はもちろん、アレンジコーヒーの技術習得やコーヒーに合うスイーツなど、独立開業にも役立つ知識が学べますよ。
講座はPCやスマホから、いつでも好きな時に受講できるので忙しい人にもおすすめです。

最短1か月で認定試験を受けることが可能ですが受験期限はないので、合格できる自信がついたタイミングで受験できるので安心ですね。

  • 費用:38,000円(2度目の試験は1,500円で受験可能)
  • 受講期間:最短1か月、期限なし
  • 難易度:初級

 

JADP 日本能力開発推進協会認定資格

経済活動の活性化を念頭におき、職業実務能力を高めるための教育事業の一環として資格認定を行っている団体。
なお、認定試験を受けるには、通信教育講座キャリカレの対象コースを受講することが条件となります。

【その6】カーサバリスタ

コーヒーに関する基礎知識やコーヒーの各種淹れ方、アレンジコーヒーやデザインカプチーノの作り方などが本格的に学びたい人におすすめの資格です。

費用には、添削付きテキストの他、教材としてエスプレッソマシンやサイフォンなどコーヒー抽出道具一式が含まれているため、道具を自分で買い揃える必要がありません。

カリキュラム終了後、筆記と実技で資格認定試験を在宅で受験することができ、得点率70%以上が合格ラインとなりますよ。

  • 費用:86,000円(教材費込み)、受験料5,600円
  • 受講期限:最大700日まで
  • 難易度:初級

 

日本カフェプランナー協会認定資格

カフェに関するビジネス全般の向上、人材の育成を目的とした団体が認定する資格。

【その7】カフェプランナー 1〜4級

コーヒー初心者をカフェ経営者に導く、段階ごとのカリキュラムが特徴です。
4級はコーヒーと紅茶の基礎知識と淹れ方から始まり、1級になるとメニューの考案やカフェレストランの経営全般についてプロ向けの内容となりますね。

受験資格は級によって異なりますが、基本的に受験する級の「試験対策コース」を受講することが条件です。

なお、4級から順番に取得していく必要があるため、飛び級はできないので注意してくださいね。

  • 試験対策コース費用:4級31,000円、3級17,000円、2級20,000円
  • 試験対策コース期間:2日~4日間(級によって異なる)
  • 受験料:4級6,000円、3級8,000円、2級・1級10,000円
  • 難易度:初級(4、3級)、中級(2級)、上級(1級)

 

日本バリスタ協会認定資格

国内において、バリスタの知識・技術面の育成を目的とした団体が認定する、バリスタのための資格

【その8】JBAバリスタライセンス レベル1〜3

初心者からバリスタを育てるというよりは、すでにバリスタとして働いている人の育成・向上を目的とした資格となります。

認定試験を受けるためには、JBA認定校でスクール受講・修了者が対象となりますが、このスクールに入るためにも以下のような条件があります。

  • 受講時点で、バリスタ(アルバイト含む)やコーヒー関連企業の就業者であること
  • または、JBAの認定校のカリキュラム(必要課程)修了1年未満であること

以上のことから経験者向けの資格となりますよ。

  • 費用:受験料 レベル1:16,200円、レベル2:21,600円、レベル3:27,000円 (別途スクール費用がかかります)
  • 受講期間:スクールのコースによって異なります
  • 難易度:中~上級

 

【その9】JBAインストラクターライセンス

上記のバリスタライセンスレベル3取得者、または同レベルのスキル所有者を対象とした認定試験になります。

合格すれば、JBA認定校で開催するJBAバリスタライセンススクールの講師資格が得られますよ。

  • 費用:受験料 27,000円
  • 講習期間:4日間
  • 難易度:上級

 

全日本コーヒー商工組合連合会認定資格

コーヒー焙煎業者のための全国統一組織として農林水産省の認定を受けた組合が認定する資格

【その10】コーヒーインストラクター 1〜3級

コーヒー豆の基礎から商品開発まで、幅広い知識の習得を目的とした資格認定試験です。
特にコーヒーの鑑定・評価に重きを置いているため、コーヒーのプロ認定のための資格とも言えますね。

そのため難易度は他の資格に比べて高く、2級では多くの受験者が合格していますが、1級の合格率は約50%となります。(3級は講習を受けるだけで資格取得ができます)

試験に合格するには、各級共通のコーヒー検定教本(4,000円)を購入し独学が基本となります。
試験直前には講習会(検定料に含まれている)が開催されるので、こちらでしっかり復習するとより効果的ですよ。

  • 費用:講習会・検定料 3級:1,500円 2級:27,000円、1級:47,000(合格後、別途登録料が必要)
  • 講習期間:級によって異なる
  • 難易度:初級(3級)、中級(2級)、上級(1級)

 

【その11】コーヒー鑑定士

上記のコーヒーインストラクター1級取得者を対象とした資格で、商品設計・生豆鑑定・品質管理の3教科が試験範囲となります。

3教科それぞれで合格すると「マスター」として認定され、3教科全て合格すればコーヒー鑑定士の資格を得ることができます。
しかし、その合格率は5%未満と非常に難関な資格と言えるでしょう。

  • 費用:講習会・検定料1教科につき50,000円 (合格後、別途登録料が必要)
  • 講習期間:参加する教科数によって異なる
  • 難易度:超難関

 

SCAJ 日本スペシャルティコーヒー協会認定資格

スペシャルティコーヒーの基本的品質レベル維持と向上、プロとしての教育を目的に活動する団体が認定する資格。
なお、受験対象者は同協会会員となります。

【その12】コーヒーマイスター

コーヒーに対する基本知識と技術を習得し、プロのコーヒーサービスマンとして活躍を広げたい人におすすめの資格です。

テキストでの自宅学習と実技講習会(1回)後、認定試験に合格すれば資格が得られますよ。
なお、勉強期間の目安は3か月、合格率は約80%と取得しやすい資格となりますね。

  • 費用:実技講習料・受験料39,000円
  • 講習期間:1回
  • 難易度:初級~中級

 

【その13】アドバンスドコーヒーマイスター

コーヒーマイスター合格者を対象とした、上位資格になります。
資格取得には、座学に加えて抽出・焙煎・カッピングのいずれかの実習を習得し、試験に合格する必要がありますよ。

合格率も低くなり、かなり上級者向けの資格と言えるでしょう

  • 費用:16,000~32,400円(講座・実習によって異なる)
  • 講習期間:実習内容によって異なる
  • 難易度:上級

 

【その14】Qグレーダー

Qグレーダー(Licensed Q Grader) は、SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価・格付けができると認定された技能者を指します。

この資格を取得すると世界基準で活躍できますが、それだけに6日間連続で行われる研修への参加や認定試験では8科目19試験全てに合格しなくてはなりません

難易度の高さに加え受験費用が高額なこともあり、趣味レベルやちょっとレベルアップしたいと考えている人には向かない資格と言えるでしょう。

  • 費用:30万円( SCAJ会員)、33万円(SCAJ非会員)
  • 研修期間:6日間
  • 難易度:難関

 

まとめ

日本には趣味の初級レベルからプロ用の難関レベルまで、幅広いコーヒーに関する資格が存在します。

そのため、自分の目的やレベルに合った資格を選び、受験することができますよ。
初級から始めて、徐々に難しい資格を目指すのも良いですね。