アイリッシュコーヒーは大人のカクテル|7つの知識と作り方を紹介!

アイリッシュコーヒーは大人のカクテル|7つの知識と作り方を紹介!

アイルランド生まれのカクテルドリンク、アイリッシュコーヒー。
アイリッシュコーヒーとは、コーヒーにアイリッシュウイスキーを加えて甘みをつけたものをグラスに注ぎ、ホイップした生クリームを浮かべたもの。

コーヒーの芳ばしさとアイリッシュウイスキーの香りが魅力のコーヒーカクテルドリンクです。

今回は、アイリッシュコーヒーの特徴や自宅でも手軽に作れるレシピを「いえじかん」が紹介します。
アイリッシュコーヒーに興味のある方は、ぜひ挑戦してください。

目次

アイリッシュコーヒーにまつわる7つの基礎知識

アイリッシュコーヒーの知識を紹介します。

アイリッシュコーヒーが生まれた理由やその特徴や飲み方などをまとめました。

【知識1】アイリッシュコーヒーとは

アイリッシュコーヒーとは、少量のアイリッシュウイスキーを淹れたてのコーヒーで割ったものに甘みをつけてポイップクリームや生クリームを浮かべた “カクテルドリンク” になります。

「アイリッシュ」は「アイルランドの~」という意味を持ちますがグアテマラコーヒーやブラジルコーヒーのように産地を示すのではなく、 “アイルランドで考案された、アイリッシュウイスキーを使ったコーヒーカクテルドリンク” と捉えてくださいね。

【知識2】味の特徴は

ほろ苦いコーヒーのコクと芳ばしさにアイリッシュウイスキーの豊かな香り、生クリームのまろやかさがアイリッシュコーヒーの魅力。
甘みもついているため口当たりが良く、とても飲みやすい味が特徴となります。

ウイスキーが入っていますが少量なのでアルコール分は強く感じません。そのため、アルコール類が苦手な人でも楽しめるのもポイントの一つです。

【知識3】正しい飲み方とは

アイリッシュコーヒーには “正しい飲み方” が存在します。
まずは、混ぜずに一口飲んでみましょう。すると、冷たくてまろやかなクリームの後に熱く芳ばしいコーヒーの苦味と甘みに加えてウイスキーの香りが口いっぱいに広がるはず。

クリーム、コーヒー、ウイスキーの持ち味を個々に感じた後に口の中でミックスするのが、アイリッシュコーヒーの正しい楽しみ方となるのです。

とはいえ、厳密にこの飲み方でなくても問題はありませんので自由に飲んでくださいね。

【知識4】アイリッシュコーヒーの誕生秘話

アイリッシュコーヒーは1940年代の航空産業に関係する、とある人物のホスピタリティーがきっかけで誕生したと言われています。

当時のアメリカ~イギリス間を飛ぶ旅客飛行機は、飛行艇と呼ばれ離発着に水上を利用していました。また、アイスランドとカナダで燃料を補給するのが必要不可欠。

燃料補給のあいだ、乗客は安全のために水上に着水した飛行機から降ろされて岸にある待合室まで小舟で運ばれたそうです。

そんな時、寒い中を船で移動する乗客たちが震えているのを見たのがアイスランドの飛行場待合室にあるパブでシェフをしていたジョセフ・シェリダン。

シェリダンの「乗客に少しでも体を温めてもらいたい」という “おもてなし” の心から編み出したのが、アイルランド名産のアイリッシュウイスキーを使った温かい飲み物「アイリッシュコーヒー」でした。

アイリッシュコーヒーの美味しさは瞬く間に広がり、その後、現在のように国を超えて様々な場所で愛されようになったのです。

【知識5】使用されるウイスキーはアイルランド産

アイリッシコーヒーに使用するウイスキーは、もちろんアイルランド産。
アイリッシュウイスキーは滑らかな味わいが特徴です。

また、製造過程でピート(泥炭)を使用していないため、原料となる穀物の香りが素直に楽しめるという特徴もありますよ。

【知識6】専用のグラスも存在する

アイリッシュコーヒーの専用グラスもあります。

アイリッシュコーヒーは、コーヒーとその上に浮かべたクリームの層を目で楽しむためグラスで提供される場合が多い飲み物です。自宅で作る場合もグラスを使用すると、より本格的になります。

そんな時にあると便利なのがアイリッシュコーヒー専用グラスです。耐熱ガラス製で取っ手付きと、熱い飲み物にぴったり。

アイリッシュコーヒーだけでなく普通のコーヒーやホットココアなど他の温かい飲み物にも使えるので、1つ持っていて損はありませんよ。

【知識7】ホットが主流でアイスもある

アイリッシュコーヒーはホットで飲むのが主流ですが、実はアイスでも美味しく飲むことができるのです。

アイスの場合は氷で薄まることを考えてコーヒーを濃いめに淹れ、砂糖をガムシロップに変えると良いでしょう。

家でアイリッシュコーヒーを作ってみよう!

家 アイリッシュコーヒー 作ってみよう

難しそうに感じるアイリッシュコーヒーですが、ここでは家庭でも手軽に作れるレシピと必要な材料や道具をまとめて紹介します。

用意するもの

材料(1人分)

  • 淹れたてのコーヒー:1杯分
  • 砂糖:ティースプーン2~3杯(お好みで加減してください)
  • アイリッシュウイスキー:30cc(アルコールが苦手な場合は減らしてもOK。お好みで加減してください)
  • 生クリーム:30cc(とろりとするくらいまで泡立ておく)

道具など

  • コーヒーを淹れる道具(いつも使用しているものでOK)
  • グラス(耐熱性のもの)
  • 計量カップ、計量スプーン
  • ボウルと泡だて器(生クリームを泡立てるため)

作り方|5つの手順

アイリッシュコーヒーの作り方を紹介します。

材料や道具が揃ったら、さっそくアイリッシュコーヒーを作ってみましょう。特に難しい作業はありませんから気軽にチャレンジしてくださいね。

【手順1】生クリームを泡立てる

最初に生クリームを泡立てておきます。泡だて器でクリームを持ち上げてトロリと落ちてくるくらいの固さが目安です。

この固さであればグラスに注ぎやすく、飲むときにクリームとコーヒーが同時に口に流れ込み両方の味を楽しむことができますよ。

これよりも泡立てが足りないと、コーヒーの上に浮かばずに沈んでしまいます。また、ツノが立つくらい泡立ててしまうと飲むときにコーヒーと一緒に口に流れて来なくなってしまいます。

ただし、こちらは目安なのでお好みに合わせてクリームをホイップしてみてくださいね。

【手順2】コーヒーを抽出する

いつもと同じ手順でコーヒーを淹れます。
1杯ずつ入れられるドリップコーヒーやインスタントコーヒーでも構いませんよ。

【手順3】グラスに砂糖を入れコーヒーを注ぐ

好みの砂糖を適量入れたグラスの中へコーヒーを注ぎ、よくかき混ぜて溶かします。

【手順4】アイリッシュウイスキーを加えて混ぜる

さらにアイリッシュウイスキーを入れて、よくかき混ぜます

【手順5】最後にクリームを浮かべて完成

泡立てておいた生クリームをコーヒーの上に浮かべます。
この時、勢いよくクリームを注ぐとコーヒーに浮かばず沈んでしまうので注意してくださいね。

美味しく作るために知っておきたい6つのポイント

美味しく作るためのコツを紹介します。

知っておくとより美味しいアイリッシュコーヒーを作ることができるポイントをまとめました。

【ポイント1】コーヒー豆は深煎りのものを使用

アイリッシュコーヒーの魅力の一つであるコーヒーの芳ばしさとコク。
より一層、コーヒーのコクや芳ばしさを感じるためには深煎り豆が最適です。

ウイスキーや生クリームとの相性から、穏やかな味わいの深煎り豆を使うことをおすすめしますよ。

【ポイント2】ウイスキーの銘柄で風味も変わる

アイリッシュコーヒーに使用するアイリッシュウイスキーには多くの銘柄があります。
どの銘柄を選ぶかはお好みですが、それぞれ風味が違うため銘柄が変わるとアイリッシュコーヒーの味も変わってくることを覚えておいてくださいね。

【ポイント3】砂糖は好みで選んでもOK

甘みもアイリッシュコーヒーを楽しむポイントの一つです。そのため、砂糖は必ず加えたいところ。

一般的なグラニュー糖のほか、ブラウンシュガーやコーヒーシュガーも風味が変わっておすすめですよ。

【ポイント4】グラスを温めておく

グラスは温めておきましょう。

前もってグラスを温めておくとコーヒーが冷めにくくなるため、アイリッシュコーヒーが温かいまま長く楽しめます。

コーヒーを淹れている間にグラスにお湯を注いで置いておくだけでOKです。コーヒーの抽出が完了したらグラスのお湯を捨てて、後は手順通りに作ってくださいね。

【ポイント5】生クリームを注ぐ前に温め直しても◎

アイリッシュウイスキーを加えることでコーヒーの温度が下がり、ぬるく感じる場合は温め直すことも可能です。

温め直しは電子レンジで簡単にできますが、その際は必ず電子レンジ対応の器を使用してください。

また、温め直す場合はクリームを注ぐ前に行いましょう。クリームを浮かべてから温め直すと、せっかく浮かべたクリームが沈んでしまうのでご注意くださいね。

【ポイント6】生クリームをきれいに浮かべる

アイリッシュコーヒーの生クリームが上手く浮かばない時には、以下の点をチェックしてみてください。

コーヒーに加える砂糖の量が少ない。
コーヒーに加える砂糖が少ないとクリームが上手く浮かばずに沈んでしまいます。砂糖の量を増やしてみましょう。

勢いよくクリームを注いでいる。
クリームを勢いよく注ぐと浮かばずに沈んでしまいます。
ゆっくり注いでも上手く浮かばない時は、スプーンを使う方法を試してみても。やり方は簡単ですよ。

スプーンの底をコーヒーの表面につけて、そのスプーンの上にクリームをゆっくり注げばクリームをきれいに浮かすことができます。

アイリッシュコーヒーをもっと楽しむ2つのアレンジ

上で紹介したアイリッシュコーヒーのレシピに少し手を加えることで、さらにアイリッシュコーヒーを楽しむことができますよ。

【アレンジ1】フランベしたウイスキーを加える

フランベしたウィスキーを加えましょう。

お店でアイリッシュコーヒーを頼むと多くの場合、アイリッシュウイスキーをフランベしたレシピが使われています。

フランベとは、アルコール飲料に火をつけてアルコール分を飛ばす調理方法の一つ。フランベすることでアルコールが少し飛び、口当たりがまろやかになる効果があります。

フランベのやり方は以下の通りですが、小鍋に火が移るので火傷などには十分注意してくださいね。

フランベのやり方

  • 小鍋にアイリッシュウイスキーを入れます。
  • 鍋を傾けてガスコンロから直接、ウイスキーに火をつけます。この時、一気に炎が上がるので注意しましょう。(柄の長いライターで小鍋の中のアイリッシュウイスキーに火をつけてもOK)
  • 火が消えたらフランベ完了。

あとは通常の手順でアイリッシュコーヒーを作ります。
アルコールが飛ぶのと同時にウイスキーが温まるので、コーヒーが冷めにくくなるというメリットもありますよ。

【アレンジ2】トッピングをする

トッピング

香辛料やフレーバーシロップを加えたり生クリームにトッピングすることでアイリッシュコーヒーのバリエーションが広がり、よりおしゃれに美味しくなりますよ。

香辛料でスパイシーな風味をプラス

クリームを浮かべた後にシナモンパウダーなどの香辛料を加えると風味が変わって見た目もおしゃれになります。
ウイスキーに合う香辛料としては、ナツメグやカルダモンもおすすめです。

シロップで甘みとフレーバーをプラス

バニラシロップやキャラメルシロップ、削ったチョコレートなど加えてフレーバーをつけても美味しいアイリッシュコーヒー。
これらの他にもナッツシロップなど、色々なものを試しても良いですね。

飾り付けで見た目をおしゃれに

クリームの上にコーヒー豆をトッピングしたり、ココアパウダーや削ったチョコレートをトッピングすることもできます。

固形物をトッピングする場合はクリームを心持ち固めに泡立てておくとトッピングが沈まず、デザート風な飲み物にすることができますよ。

まとめ

アイリッシュコーヒーは気に入りましたか?

コーヒーにアイリッシュウイスキーを加えて甘みをつけたものに泡立てた生クリームを浮かべたコーヒーカクテルのアイリッシュコーヒー。
ホットだけでなく、アイスでも美味しくいただけますよ。ぜひ、自宅でも試してみてくださいね。

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